師匠が焼かれた極みの食ぱん
12年前わたしの人生を変えた一個のぱん
某学校のぱん&お料理の講師を7年間勤め
その学校の天然酵母ぱん教室の材料の選び方、指導内容
経営方針に疑問を持ちながら生徒さんを指導することが出来なくて
行く道も見えなく暗澹とした日々
そんな時 書店で出会った伊藤幹雄先生の著書
ホシノ酵母と国産小麦で作る「生きているパン」
ープロの技と知恵で必ずできる美味しい健康パンー
真っ暗な中に一筋の光を見つけ再び歩き出せる勇気をいただいた
新潟から東京の町田まで片道5時間 足掛け6年
ただひたすら美味しいぱんが焼けるようになりたいという思いで
師匠にご指導いただいた総ての基本はこの食ぱんが始まりでした
いま高崎で群馬県産小麦ダブル8号でぱんを作られておられる師匠ですが
この「極みの食ぱん」だけはナンブ小麦で焼き続けたいという強い思い
色んなご事情があっての群馬県産小麦使用
師匠はお会いしている間に何度も
ナンブ小麦でぱんを焼き続けなさいと繰り返しおっしゃった
その意味の深さをしっかりと噛みしめて食べた食ぱんの味
少しだけ涙の味がしたような気がします