昨年に続き今年もご近所の方からお誘いを受けて見せていただいた開花の瞬間
たった一夜のためだけに一年の間懸命に命を繋ぐ花
昨夜の午後九時開花をはじめ一時間かけて大輪となった
人間のように競うこともなく人の弱みに付け込むこともなく
ただ己の命を輝かすために咲き
潔く散っていった
世知辛い世の中の醜さも妬みも嫉妬とも無縁の世界
人間としての己の弱さを恥ずかしく
翌朝の残像にありがとうの想いで手にした花弁
人は何のために生きるのか
人はどんな思いの中に身を置けばいいのか
真摯に生きることの大切さを教えられた気がします