ぱん屋時代のお客様からの贈り物
いただきましたメールにはこう記されてました
「大学時代の同級生がお父様の後を継ぎ
一人で作っているりんごです
きれいに洗って是非皮ごと食べてください」
見ているだけでも香りが漂ってくるような完熟りんご
ここまで素晴らしくたった一人で育てられた由
それを伺っていただくお味はやはり感慨深いもの
そのようなご友人の作られたものを
わざわざお送りくださった W様 ありがとうございました
新潟から日高の地に転居してから早いもので6年
いつもお心遣いをいただきありがとうございます
新潟を離れてからも変わらず日高まで来てくださる生徒さんたち
粉粉ぱんが紡いでくれた温かなご縁
添加物の一切入らないぱんの作りを師匠から受け継いで
ゆっくりゆっくり歩いてきた15年
そんなぱん作り人には道はまだまだ遠いけれど
1個1個のぱんと 丁寧に丁寧に
向かい合って暮らすことが何より師匠への恩返し
ぱん作りの道を志してから30年
その半分の時間を今は亡き師匠に
「生きているぱん」作りを学ばせていただき
物作り人は自分の技量に決して奢ってはいけないと諭された
いつの日も思うことはたった一つ
「幸せぱんの作り手になりたい」
師匠の想いを次のどなたかにバトン出来るよう研鑽の日々です