2020 12月 06日

贈り物



ぱん屋時代のお客様からの贈り物

いただきましたメールにはこう記されてました


「大学時代の同級生がお父様の後を継ぎ
一人で作っているりんごです
きれいに洗って是非皮ごと食べてください」


見ているだけでも香りが漂ってくるような完熟りんご

ここまで素晴らしくたった一人で育てられた由

それを伺っていただくお味はやはり感慨深いもの

そのようなご友人の作られたものを

わざわざお送りくださった W様 ありがとうございました

新潟から日高の地に転居してから早いもので6年

いつもお心遣いをいただきありがとうございます

新潟を離れてからも変わらず日高まで来てくださる生徒さんたち

粉粉ぱんが紡いでくれた温かなご縁


添加物の一切入らないぱんの作りを師匠から受け継いで

ゆっくりゆっくり歩いてきた15年

そんなぱん作り人には道はまだまだ遠いけれど

1個1個のぱんと 丁寧に丁寧に

向かい合って暮らすことが何より師匠への恩返し

ぱん作りの道を志してから30年

その半分の時間を今は亡き師匠に

「生きているぱん」作りを学ばせていただき

物作り人は自分の技量に決して奢ってはいけないと諭された


いつの日も思うことはたった一つ

「幸せぱんの作り手になりたい」

師匠の想いを次のどなたかにバトン出来るよう研鑽の日々です
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