修行時代 師匠 故伊藤 幹雄先生が
「生地に対して50%のレーズンが入っていないぱんはレーズンぱんとは言えない」
常々そうおっしゃっていらした事が昨日のように思い出されます
生徒さんたちにそんな師匠の言葉をお伝えしながらの賑やかなレッスン
1日目 オーガニックレーズンを沸騰したお湯で汚れ落とし冷蔵庫でお休みタイム
2日目 ラム酒で全体を浸し再度冷蔵庫で一晩
3日目 ペータータオルで水分を取り除く
その後やっと12時間かけて発酵した生地とのコラボ
4日目にレーズンパンの完成です
(レーズン処理、ぱん生地発酵までは粉粉の仕事です)
レッスン後の宿題ぱんは
かなりハードルの高いレッスンですがみなさん楽しんでくださって
粉粉も負けてはいられないと背中を押されています
ぱん材料調達先 日高市の オーガニック食品「アリサン」の皆さんも
粉粉ぱんを楽しみにしていてくださり(なかなか手が回らなくてごめんなさい)
作り手も穏やかな気持ちでぱん生地と真摯に向かい合うことの大切さ
師匠の志を次のどなたかにバトンするために
ゆっくりゆっくりのぱん作り時間です
生徒さんが華に供えて下さったお花、ありがとうございました。