2008年3月1日 (Sat)

北欧のポット



わたしの好きなもの・・・・ちびたえんぴつ、郵便局で貰ったポスト型のちっちゃな貯金箱、小学生の頃に買ってもらったセルロイドのふでばこ、アルミのキッチンボール、電気メーカーの展示会で貰った18センチの中華鍋、それからやかん。
なぜ仕事で使う鍋ではなくてやかんなのか~自分でもよくわからないけれど多分お茶の時間が大好きだからだと思う。

この三つのブルー、紺、茶色のポットはずいぶん前にそれぞれ別々の旅先で一目ぼれしてリュックに入れて我が家にやってきた。
偶然といえば偶然の出会いで一つ一つに物語がある~☆
旅先の古ぼけたアンティークショップだったり蚤の市だったり、懐かしんで旅の記憶を辿ると何時もそこにあるのはお茶の景色。
キッチンの火力がガスから電磁調理器に替わってもこのポットはずっとわたしに酷使され続けている。

恥かしながらこのポットが北欧のデザイナー「アンティ・ヌルメスニエミ」の作品だと知ったのはごくごく最近のこと。
どこから見たって普~通のポットなのに見ているだけでほっとさせてくれる底力。
麦茶を沸したりアイスティを作ったり、時にはお出汁も作ってしまうわたしのお気に入り。

もうひとつのお気に入りはステンレスのポット、落っことして回りがぼこぼことへこんでしまったけれどなぜか愛着があって手放せない。
これもそのまま電磁調理器にかけてお湯を沸すとあっという間に沸騰してくれる愛嬌もの。
アルミのピッチャーも花をいけたり野菜を入れたりとアルミの持つ暖かさは手に優しい気がして手放せない。

こうしてみると高価なものは何~んにもないキッチンだけど一つ一つのものにストーリーがあるんだなぁと嬉しくなる。
2008-03-01 22:01 in | Comments (3) #