2009 01月 24日

工房のドア




建具屋のおじさん(多分70過ぎ?)がカタログを持って朝一番にピ~ポ~ン オハヨーでした☆

思えばこのおじさんとのお付き合いも長~く、我が家の建具は全部このおじさん作。
最初は「なんだか気難しそうで文句言ったら作らん」と言われそうだなぁと思いました。
おじさんはおじさんでわたしを見て「おっ 警戒してるな!!」と思ったそうな。
後でお互いに胸の内を暴露してゲラゲラ大笑いの巻 アハハ

でも今朝のおじさんは今まで以上に苦虫を噛み潰したような顔でやってきました。
というのもわたしが製作したステンドグラスのパネルで工房と自宅を繋ぐドアの製作依頼に・・・・「もう建具屋を引退しょうとしていたところにまたまた面倒な注文が来てしまった」~がここで断ったら男がすたると思ったそうな。

まっそう言わずにお願いします~☆

というわけで出来上がった作品と細かいドア寸法の図面を恐る恐る差し出すと・・・・「な~んだもうパテ詰めも終わって縁もしっかりハンダ付けしてあるんだねぇ 一枚のパネルで作ってと言われるかと思って一週間も悩んだよぉ」とまたまた豪快にバカ笑いされてしまいました。(ねぇ おじさん~おじさんってば 笑すぎだよ)

三枚のドアの一枚にステンドグラスをはめ込んで後の二枚はごく普通のものを入れることに・・・・めでたく手打ち。
「そうだっ ショーケースの上のガラス戸の建具もおじさん作だね」、「当たり前だぁ この仕事を最後に引退~するかどうかは作った建具を見て決めるんだからさっ」ガハハハッ ガハハハッ

建具屋のおじさんは持ってきたカタログをろくに見せもせずに帰って行きました~☆
まっいいか プロにはプロの誇りあり~おじさん宜しくねぇ。
大丈夫だて任せときな・・・・の声が聞こえたような空耳だったような 笑

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