肩が痛くて、そのうち右手が上がらなくなり握力もなく何時も肩の鈍痛に手首の痺れに悩まされ痛く眠れないこともあり整形外科に見てもらったら「手の外科専門医」に紹介状を持って見てもらってくださいとのこと。
身体中に電気を通しての検査を受け、夜寝るときだけ使う手専用のギブスを作ってもらい・・・・診断は肩は五十肩、手首は手根管症候群。
肩は時期が来れば直るでしょう、手首は手術をしてみますか? でも直る確率は50%ですよ~医師はわたしのカルテを見たまま顔も上げずにぼそっとのたもうた。
どうします~の先生の言葉に「もう少し様子を見てから再度診察に伺います」と恐る恐る返答するとそうですねぇの弁。
それから一年半、友人から紹介されて鍼治療、びわの葉温灸、カイロプラクティック、整体と通ってみたものの一向に良くはならなかった。
手は痺れるし肩は痛い、その上首も回すと時々激痛・・・庖丁を持つのも時々しんどい有様。
先日ネットのお友達のさくらさんからいい先生がいらっしゃるから行って見たらと新潟県長岡市の「身体バランス法 青柳自然療法研究所」の青柳先生を紹介してもらい、長岡~行くのに一時間以上はかかるし遠いなぁって思ったけれどとにかく一度行ってみようと電話をして昨日出かけた。
方向音痴なわたしで絶対に迷子になるなって思ったけれど案の定行き着くまで大変~。
高速を130キロで飛ばし50分かかるところを30分で着き、高速を降りてから5分で行ける場所まで40分かかってなんとか予約時間に間に合う始末 ふぅ。
こんにちは~とドアを開けるといらっしゃい~どうぞあがってとなんだかほっとする声とくるくる坊主頭の先生の優しそうなお顔にちょつと安堵。
さくらさんが前日に電話で頼んでおいてくださったので先生とも初対面なのに気楽に話ができ「まず身体を温めましょう」とベットに横になり全身を機械スポットで温めてから、仰向けに寝て母指を回したり、両足を伸ばして足首を計ったり、立ったまま全身のチェックをしたり丁寧にカルテを作ってもらう。
右肩が下がっている 足の長さが左右違う 右の頬骨が出ている 肝臓と腎臓にとてもストレスがかかっている 骨盤の位置がずれている 右肘がほんの少しはずれている・・・・一つ一つ説明を聞きながら五十肩が原因ではなくて骨格や筋肉のゆがみとズレが肩の痛みと手首の痺れの原因だったと教えられた。
今までいろんなところに治療に通いましたというと、「このゆがみとズレを改善すればつらい症状も直りますよ」諦めないで治療をしてきて良かったですね だからここにこれたわけですよ 手首の手術もしないで正解でしたね すぐには成果は現れないでしょうが騙されたと思って少し通って見てくださいとソフトタッチで治療を受けた。
青柳先生の師匠が書かれたという本を読ませていただき身体のゆがみの恐ろしさを知った。
まだどこが改善されたという大きな実感はないけれど少し身体が軽くなった気がするし、自分の身体の歪みを知ったことで治るかも知れないという希望も生まれた。
手首の痺れから5年 内科からビタミン12製剤と血液の循環を良くする薬の投与、肩の痛みを取る為の注射と痛み止め薬の服用一年半とさよなら出来る日が来るように時間をみて暫く通ってみよう・・・・さくらさんに感謝。