2010 03月 02日

春めいた工房より


新潟の寒い冬も少しづづ柔かになり、日本海から吹く風も春めいてきました~☆

先週のキッチン工房 粉粉も沢山のお客さまで賑わい男子高校生に「おばさん いけてるねぇ」なんて、言われて舞いあがりました(お姉さんではなくておばさんか~笑) 

またご近所のおばあちゃん(ごめんなさ~い おばさんかな)は「一時から三時まで昼寝の時間なもんで土曜日を忘れてしもうてかんべんねぇ」と尋ねてきてくれたりで嬉しいでした。
その上「天然酵母のぱんは硬とうて入歯のおらにはちと無理だぁと思っていたども おめさんとこのぱんは皮は硬いども中はふかふかで うんめいかったでば このパンをくうたらもう他のぱんが食えねえてぇ ほんねこまったもんだでば アハハ」
      ⇓ 新潟弁を直訳すると・・・・こうおっしゃってます。

「天然酵母ぱんは硬くて入歯の自分には食べられないと思っていたけれど、粉粉のぱんは皮は硬いけれど中はふかふかしていて美味しかった ここのぱんを食べたら他のところのぱんが食べられなくて困った アハハ」となりますヽ(^o^)丿
毎度ご贔屓にしていただきありがとうございます お昼寝しすぎましたらお電話ください~お届けいたします←調子に乗った店主の弁です。


少しづづ新しいお客様が増えて、定番の田舎ぱん、食パン、フランスパンが一番最初に無くなってしまいます。
特に学生さんは菓子パンよりもシンプルな白生地のパンをリクエストしてくださり、さすが米どころの新潟人は味がよくわかるんだなぁと感激です。

ショップをOpenして一時間もするとちっちゃなショーケースの粉粉ぱん達が淋しくなって肩を寄せ合っている景色、仕込みから三日間~五時間程度の睡眠でひたすらぱんと向かい合った時間、そんな疲れを忘れる幸せひととき、来て下さった皆様本当にありがとうございました。(その代わり月曜日から水曜日までは爆睡の日々、お恥ずかしいですが歳にはかないません 爆)

いまパソコンの横のDVDから白神山の麓で「森のイスキア」を営む佐藤初音さんの「手間をかけるということは 心をかけるということです 心をかけるということは時間がかかる 調理する心はその人の生きる姿そのものが此処に出てくる それは自分で判断できること それをまた反省して直していくことが大切」との言葉が流れています。

一個一個のぱんたちが決して自己主張せずに静かにショーケースの中で重なり合って生きている、何処かで何方かの心にほっと心を和ませてくださることを願ってぱんと向かい合える時間を大切に大切にしていきたいとあらためて思い起こさせてくれる初音さんの言葉でした。

先週の粉粉ぱんたちもとっても元気、ココナッツベーグルも仲間入りです。


      ★  今週の 粉粉ぱん ★ 

★ ハムエピ・・・白生地にハムを巻いて作ります。

★ ココアロール・・・カルピスバターを使った生地にバンホーテンココアを加えて焼きます。

★ キャラメルクリームぱん・・・リッチな生地にさらにキャラメルクリームを巻いて焼きます。

★ ゴマベーグル・・・生地にオーガニックの黒ゴマをたっぷり加えて作ります。

★ カンパニュー・・・外はバリッと中はふんわり、大きな籠に入れて焼きます。

★定番のぱん
 田舎ぱん、フランスパン、食パン・・・粉、水、酵母、塩だけで作ります。

疲れたぁなんて凹んでないで元気なぱんを作らなくては・・・その前に店主が元気でなかったら申し訳ない~ぱん達に励まされている店主です。
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