新潟から運んできた天然大理石の作業台が動かないように二方向から筋交いを入れてもらい
三か月ぶりに粉粉ぱん作り再開 Oven も無事に稼働
埼玉で一週間前から新しく起こした酵母さんもご機嫌の様子
仕込みから12時間 新潟と 温度 湿度 の違いを心配したものの
ほっこり発酵生地が出来上がりまずはほっと一安心
時々新潟の大工さんが心配して電話をくれたり
生徒さんたちからの mail の激励があったり
キッチン工房 粉粉のお客様からお電話をいただいたり
沢山の皆様のおかげでやっとゆっくりぱん生地と仲良し時間が持てました
何をしていても 何処にいても 考える先にはいつも粉粉ぱんがあって
暮らしの全てがぱん作りに繋がっていきます
母にはもう食べてもらう事は出来ない粉粉ぱん それでもそっと母の手に乗せてあげたい
娘の顔を忘れてしまっても 話すことができなくなってしまっても
粉粉ぱんはいつも母の記憶の中に留まっていてくれると信じたい
埼玉の地で粉粉ぱんが紡いでくれるご縁を信じて小さな一歩が踏み出せた日
丁寧に 丁寧に ぱん生地と暮らしていける幸せが何より大切に思えた一日が終わりました