物質的に豊かになりすぎたわたしたちの暮らし
それと引き換えに失われつつある 質素倹約 という生き方
子供の頃から食べ物を粗末にするということは決してしてはならない
食卓に並べられた食べ物に対して好き嫌いなど言ってはならない
普段は優しい明治生まれの祖母はこと食べ物に関してだけは厳しかった
なのに祖母から譲り受けた糠床はダメにするし
冷蔵庫に入れたままの食品を期限切れにしてしまったり
そのたびに罪悪感に陥って猛反省
祖母の生き方に少しでも近づきたいと思うのにまだまだ願うだけの日々
わたしたちが生きていくために肉や魚や野菜たちの命をいただいていること
新鮮なものをあまり手を加えすぎないで自然な形でいただくこと
改めてこの半年間 ナチュラルフードの勉強を通して学んだことは大きかった
いろんな壁にぶつかったり 曲がり角で道に迷ったり
生きていくことはそんなに容易いことではないけれど
祖母の写真の前で何時も心だけは貧しくならないようにと叱られてる気がする
ぱん作りも毎日のごはん作りも心から楽しんでたとえ簡素な食事であっても
作り手に感謝の心を忘れないように 。。。 祖母の教えを思い出す
食べ物を作るということは人の命を預かるという事
丁寧に日々の暮らしを営んで迷ったら基本に立ち返ろう
ゆっくりゆっくり先を急がす暮らしていても
何時か何処かで何かのお役に立てる日が来たら
すっくと立ち上がって自分に出来ることを躊躇せずにやれる者になりたい
そんな夢の欠片を持ち続けて 。。。 ガンバレ わたし