カンパーニュは素朴な田舎ぱんのこと
古い語源では共に食べ物を分かち合う 仲間 という意味もある
ぱん修業時代は 田舎ぱん カンパーニュ バタール 食ぱん と
ひたすら基本となるぱんを明けても暮れても焼きつづけ
師匠のところに持っていっては味見と批評とアドバイスを受け
次に教えを乞う日まで問題点をひとつひとつアドバイスを参考にしての繰り返し
粉と塩と水と酵母だけのぱん 分割 ガス抜き 丸め
ぱん生地は生きてるということを忘れて技量だけに頼ってしまうと
出来上がったぱんは本当にいい加減なぱんになってしまったこと
思い出しては恥ずかしいことだらけの修業時代
基礎となる作業がいかに大切であるかを思い知った最初の一年
カンパーニュを作るたびに自分の愚かさを思い出しては苦笑
基本のぱんが一番美味しく心に優しい
作るたびに出発点に戻れる気がします
今朝 ぱん教室の生徒さんが摘みたてのバジルを届けてくださいました
明日は鰹のバジルソースをと思いつつしばし飾って楽しんでます