2015年6月15日 (Mon)
カンパーニュ
カンパーニュは素朴な田舎ぱんのこと
古い語源では共に食べ物を分かち合う 仲間 という意味もある
ぱん修業時代は 田舎ぱん カンパーニュ バタール 食ぱん と
ひたすら基本となるぱんを明けても暮れても焼きつづけ
師匠のところに持っていっては味見と批評とアドバイスを受け
次に教えを乞う日まで問題点をひとつひとつアドバイスを参考にしての繰り返し
粉と塩と水と酵母だけのぱん 分割 ガス抜き 丸め
ぱん生地は生きてるということを忘れて技量だけに頼ってしまうと
出来上がったぱんは本当にいい加減なぱんになってしまったこと
思い出しては恥ずかしいことだらけの修業時代
基礎となる作業がいかに大切であるかを思い知った最初の一年
カンパーニュを作るたびに自分の愚かさを思い出しては苦笑
基本のぱんが一番美味しく心に優しい
作るたびに出発点に戻れる気がします
今朝 ぱん教室の生徒さんが摘みたてのバジルを届けてくださいました
明日は鰹のバジルソースをと思いつつしばし飾って楽しんでます
コメント
歯ごたえ
けいさん、お早うさんです。
このパンはカンパーニュって言うのですか。しっかりした歯ごたえがあって美味しそうですね。
by ゆうさん 2015/06/15 (Mon) 05:58:01
ゆうさんへ
はい このぱんはしっかりと噛みごたえのあるぱんですが
薄くスライスしてサンドイッチにしたり蒸したりと応用の
広いばんですが一番難しいぱんでもあるので作るたびに
鍛えられてます。
by 粉粉 2015/06/15 (Mon) 09:45:47
けいさん こんばんは。
基本て、なんでも一番難しいんですよね。
フランスパンのような味なんですか?
by としごり 2015/06/15 (Mon) 17:25:21
写真のカンパーニュを見ているととっても幸せな気持ちになります。。
粉粉ぱんをいただくようになってから、基本のぱんの美味しさをしみじみ感じるようになりました!
基本の大切さを私も私の道で大切にしていきますね。
by わたなべ 2015/06/15 (Mon) 21:16:16
としごりさんへ
カンパーニュー 食ぱん フランスパン
それぞれ水分量も焼成温度&時間も違いますので
硬さも違ってくるんです。
フランスパンは気泡を出すためにガス抜きはしませんが
カンバーニューはしっかりガス抜きをして型に入れて発酵
させますのでフランスパンより少しだけ柔らかいです
by 粉粉 2015/06/15 (Mon) 22:59:22
わたなべさんへ
日高にき来てから少しづづ粉粉ぱんも酵母にも変化が
出たように思います
自分なりのレシピや材料の配合など様々ですが
特にお塩を作るぱんによって変えています
カンバーニューはモンゴルの湖塩
フランスパンはモンゴルの岩塩
食ぱんはフランスのゲランドの細粒塩
菓子パンはゲランドの微細粒塩
作るぱんによってそれぞれにお塩を変えてみると
また違った味わいのぱんになってくるように思います。
基本が一番美味しくて 一番難しい
これからもまだまだ学ばなければならないことが多いです。
by 粉粉 2015/06/15 (Mon) 23:07:29
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