本日の天然酵母ぱん教室のミルクロールです
仕込み水は水ではなく牛乳使用
粉に対してオーガニックグラニュー糖15% 牛乳58% 卵と無塩バター15%
かなりリッチで成型も高度なぱんですが皆さん達上手に作られ熱々を試食
月に二回のレッスンを一年 もう細かいことを言わなくても手際よく進みます
本日のランチメニューは
烏賊のカルパッチョ
お豆のミネストローネ
デザートはほうじ茶のムース
お教室で捏ねた生地をお持ち帰り どんなぱんに仕上げていただけるのか楽しみです
粉と水と塩と酵母だけの食ぱん 一番シンプルで一番難しい
1.5斤型に入れる生地が780g
一次発酵温度20度で12時間 二次発酵は33度の発酵器で2時間
220度のオーブンで25分焼き
14時間半かかってずっしりと重みのあるぱんが焼きあがります
ドライイーストを使った生地は1.5斤型で400gの生地で膨らみます
天然酵母ぱんはそれより約二倍の生地が必要で時間もかかりますが
その分とても食べ応えのあるぱんに仕上がります
いつもと同じに作っても決して同じには焼きあがらない
作り手にとっては手ごわいぱんです
一切のごまかしも手抜きもできないけれど
捏ね 発酵 すべてのタイミングが合えばとても魅力的なぱん
辛い時 躓いたとき そのたびにぱん生地に慰められて励まされて
時にはお前の力はその程度のものなのか奢るなと戒められて
力不足を笑われて
それでもギリギリのところで見捨てられずに
希望を与えられ後押ししてくれる
頑張るものを決して見捨てない懐の深さ
深夜にぱん生地を捏ねながら
自分の生き方を試されているような気がします