我が家で毎日活躍している器たち
特別な料理をするわけでもなく 家族が多くもなく 来客も少ないから
食器棚も必要なく 自宅用 来客用に分ける必要もない
暮らしに必要なものはそんなに多くはなかったこと
新潟から日高に引っ越す際に持ち物の7割を手放し
これからどんな生き方をしどんな暮らしをしたいのか
その暮らしに何が必要で何を不必要なのか
物選びは自分の生き方そのものを問われた気がした
好きなものに囲まれて暮らしたいと誰もが願うけれど
好きで集めたものも時とともに色あせて見えることもある
小さな暮らしには大きな家具も大好きな本も
入りきらない現実の家との葛藤の中で泣く泣く手放したものもあったけれど
今はその時の自分を振り返って決断は間違いではなかったと思える
身軽に暮らすには物が少ないに越したことはない
昨日 今日 明日
家時間が何より楽しいと思えるように丁寧に暮らせたら
もっと違う明日が見えてくるのかもしれない
ぱんの酵母さんが元気に育つ家作り
育てられているのはわたしのほうなのかもしれません