2017 10月 01日

物のゆくえ


受け入れるものと手放すもの

目指したのは70点の暮らし 

足すことばかりではなく暮らしの引き算

すべての物に空気が流れる居場所と役割

お料理もぱん作りも暮らしも

迷っても答えは一つではないのかもしれない

共に暮らした物たちとの蜜月

時には間隔を置いてみる

出したり 収めたり 住所を変えたり

そんな物たちとの関係は人との付き合い方にも似ている

この籠との付き合いも30年近く

どこで出会ったのか思い出せないほど遠い時間

覚えているのは旅の途中でわたしが一目惚れしたこと

すっかり飴色に落ち着いた古株籠

見渡せば我が家にはそんな物ばかり

今までも これからも

ずっとずっと当たり前のように暮らしに溶け込んだ景色です
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