今更ながらですが
れーずんぱんに入るレーズンの入り具合
カットした時の断面模様がいかに美しくなるかの試行錯誤
一般的に売られているものはぱん生地に対して10から20%
乾燥したレーズンをそのままさっと洗っただけで使用しているところが多い
粉粉ではOrganicレーズンをお湯で煮沸
ゴミや汚れをしっかり落としてから一晩寝かせ
翌日ラム酒に一晩漬け
三日目に大理石の台に広げ
残っている細かい芯やごみがないかを見つけ出す作業
なんとものんびりゆっくりのぱん作りです
粉粉のれーずんぱんは粉に対してレーズンが50%入るので
ラム酒漬けのレーズンは機械捏ねにしてしまうと
生地の中でバラバラ状態になってしまうので後入れ法
28℃をキープしながら発酵器で12時間~14時間
一次発酵終了後に生地を一斤型型用に分割
一個当たりづづに計っておいたレーズンを加えて
最終醗酵35℃の発酵器で120分
生地の表面に卵を塗り180℃のオーブンで20~30分
途中こげないように様子を見ながら
オーブンペーパーを乗せたり外したり
生地を捏ねてから焼きあがるまでおおよそ16時間
作る季節によって + - 時間
この間少しも気が緩むことはできないけれど
油断失敗を重ねて学んだ教訓数知れず
焼きあがったものはやり直しは出来ないけれど
次につなげる新しい修行の課題になる
365日8760時間
好きなことに費やせる幸せ時間
まだまだ修行は続きます