2019年9月26日 (Thu)
ふわふわオムライス
子供の頃から大好きなオムライス
車で20分、隣町の飯能市
「PASTA AND OMURICE 1+2 」さんまでトコトコ出かけてきました
こちらのマスターさん一見ちょっと怖そうな面持ち
出されたふわふわオムライスを一口
ふと顔をあげたらマスターさんと目が合ってしまい
「感動の美味しさです」と口上を述べると
満身の笑みを浮かべて
「どうぞごゆっくり感動を味わって下さい」と厨房に消えて行きました
だいたいわたしは天邪鬼なところがあって
食べる人の顔を思い描かずに作られた「美味しいもの」が苦手
いついかなる時でも食べて下さる方のお顔を思い
この思いをどうやったら美味しい味に繋げられるのか
物作り人は喜びと試練の狭間で揺れ動く
見た目は何気なく質素でも心がほっこり包まれる味
見た目の華やかさに惹かれて後悔する味
足すことで美味しくなる味
引くことで美味しくなる味
どちらも捨て難いけれど
粉粉ぱんの原点は引き算した美味しさ
いつもいつもこれで良いのかと自分自身に問うてみる
ぱん作りにはスタートラインがあってもゴールは無い
右往左往しながら酵母さんに話しかける
秋の夜長の一人時間です