修業時代からより美味しい食ぱんが焼きたくて試行錯誤
凹んでは立ち止まり 壁に激突しては落ち込んだ
師匠は常々こうおっしゃった
「バターや砂糖の力を借りればどんなぱんでも美味しくなる
粉と水と塩と酵母だけで作る基本のぱんが焼けて一人前」と
来る日も来る日もだだ食ぱんを焼き続けて分かったこと
その日の 気温 湿度 発酵温度 成型 すべてをおろそかにしてはいけないこと
それは食ぱんに限らずすべてのぱんにも言えることだけれど
自分の未熟さが一番よくわかるのは食ぱんだった
普通のぱんは 1斤半型 で生地が 400グラム
粉粉ぱんの 1斤半型 に必要生地は 750グラム
約2倍の生地が必要且つ仕上げ発酵も120分と長い長時間低温発酵
キッチン工房 粉粉がOpenしてから4年目の春
毎週 毎週 食ぱんを焼き続けて食ぱんに試されている気がする
それでも 食ぱん大好き ずっしりと重たいぱんに恋してる
なのに 相思相愛 はなはだ 疑問
朝のコーヒー 午後のカフェオーレ わたしの大好きな2つのカップ
入れるお茶によってカップが入れ替わることは決してない
コーヒーが美味しく感じられるカップでもカフェオーレが美味しいとは限らない
人様からみたらなんてことのない小さなこだわりでも当の本人は大真面目
そんなささやかな暮らしがとても大切に思える時間
先週お客様から頂戴したチューリップ、工房が華やかに彩られました
いつもいつもお心にかけていただき
沢山の方々にガンバレと支えられて育てていただいた4年という時間
誠実に謙虚に嘘のない気持ちでこれからも幸せぱんの作り手になれますように
★ 今週の 粉粉ぱん ★
■ 豆乳バターロール
■ 全粒はちみつ丸ぱん
■ 全粒黒糖くるみミニ食ぱん
■ オニオンベーコンロール
■ いちじくとクリームチーズぱん
■ オレンジとチョコぱん
■ ライ麦ブルーベリーぱん
■ 田舎ぱん
■ 食ぱん
■ 全粒山形食ぱん
■ カンパーニュ
■ フランスパン