2011 01月 11日

歩く粉粉ぱん


先日お客様が「ここに載っている記事は粉粉さんのお店の事よね」と一冊の小誌を届けてくださり

その小誌の喫茶室というコーナーにある方がこのように記事を書いてくださっていました。

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わが家からりゅーとぴへ行く時にお天気が良くて時間の余裕がある時には学校町通を歩いていく。
しばらく前から「ぱん工房 営業は土曜日午後のみ」という小さな看板をみつけてとても気になっていた。
先日、たまたまその店の前を通ったら店が開いていたため、吸い寄せられるように店に入った。
ケース一つの小さな店でパンの種類もそうあるわけではないが、天然酵母を使っているということだった。
三重県にいる友人がご主人の定年後、念願の天然酵母を使ったパン屋さんを開き毎年宅急便でパンを
送ってくれたことがあった。
体力の限界を感じて数年で止めてしまって彼女のお店を見に行くことが出来なかった。
その彼女のパン屋さんもこんな感じかなと思いながらいく種類か買って、その女性になぜ土曜日しか
やっていないのかと聞いてみた。
仕込みに二日かかるのでということだった。
家に帰って食べてみたら、ほんのりと酵母の香りがして、膨らみ方もきめが細かく、良く噛むと
甘みがして、友人のパンの味が思い出されて懐かしかった。
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この記事を書いて下さったお客様のお顔ははっきりと思いだすことは出来きませんが、

ちっちゃな粉粉ぱんがお客様に喜んでいただけたこと、涙が出るほど嬉しくこれからも

お客様と一緒に粉粉ぱんも歩いていけたらという小さな夢をまたひとついただけました。

また先日も
     「いつもいつも身体に優しいぱんをありがとうございます。
      まっすぐで正直な粉粉さんのパンは元気になれます」

とコメントを書き込んでくださったお客様。

      「食べたら美味しかったので「ごちそうさま」を言いたくて、
       また買いに行きますから宜しくね」

とお電話をくださったお客様。

粉粉ぱんが紡いでくれたお客様とのご縁

このご縁を決して裏切らないように丁寧にぱんと向かいあって生きよう

そんな思いで「ぱんの神様」「粉の神様」「酵母の神様」に

今年もぬくぬく優しいぱん作りが出来ますように工房の四方に向かってお辞儀の店主です。


本間印鋪さんが文字を入れてくれた真っ赤な置き看板、粉粉の新しい仲間です。




  ★  今週の 粉粉ぱん ★ 

★ クルミ&カレンズクベーグル
★ いちじくとクリームチーズぱん
★ ウィンナーぱん
★ ピーナッツミニ食ぱん
★ シュガーブレッド
★ キャラメルクリームロール 
★ 牛乳ぱん
★ 田舎ぱん
★ 食ぱん
★ フランスパン
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