連日33度を超える猛暑のなか 我が家のオーブンはフル回転
お送りする友人たちの顔を思い浮かべながら8種類のぱんを焼く
どんなに暑くてもぱん屋が暑いなんて言っていたら仕事にならなかった新潟での暮らし
そんな時間に鍛えられたお蔭でここ埼玉でもぱんを焼いている時だけは
暑さをものともせずに頑張れる 。。。。 幸せなぱん作り時間
幸せとは 「得る」 ものではなく 「受け取る」 ものだとぱん作りから学んだ
悲しみや不安は何かに逆らい抗うことから生まれるものだから
何事も自然の流れに心を委ねてみる
大丈夫 大丈夫 大丈夫はわたしのオマジナイの言葉
生きているぱん生地を相手に抗って 出来 不出来 に凹んだり喜んだり
ぱん作りは 毎回 毎回 未熟な自分との戦い
先を焦って作ったぱんは味に深みがないような
ぱん生地と対話をしながら作ったものは心なしかふっくら焼きあがるような
ぱん作りに始まりも終わりもないように今日もスタートラインに立っている
真っ直ぐに 真っ直ぐに だだ真っ直ぐに自分に問いかける
食の安全とはやはり手をかけた分だけ自分に返ってくる
いい加減に作ったものはいい加減という形で
利益だけを追求し安価な材料のみに走れば築いてきた絆が断ち切られる
人が人であるためになすべきことの大切さは
丁寧に暮らした人にだけ得られる幸せなのだと信じたい