2014 09月 22日

季節のごあいさつぱん



すっかり秋色に染まった日高から季節のごあいさつのぱんをお送りしたくて

受け取ってくれる友人の顔を思い浮かべながら120個のぱんの発送準備

作るぱんの数だけ食べてくださる方々に幸せをお届けしたくて

仕込から焼きあがるまで三日間 心静かな気持ちでぱん生地と向かい合う

肩に力を入れて出来ないことを望むより

目の前にある小さな幸せを感じながら暮らす時間

揺るぎない想いさえ失わなければ道に迷うこともない

ぱん作りはいつもスタートラインに立ち 謙虚に丁寧に誠実にと自分に戒める

ぱん生地は正直な自分の心の鏡 慢心な気持ちでいると恥ずかしくなる

どれだけ沢山のぱんを作ってみても同じものは出来ない

だからこそ日々穏やかな気持ちで暮らすことの意味を問われる

作り手の主張を押し付けるのではなく食べてくださる方の気持ちに総てををゆだねて 

娘をお嫁に出すような気持ちで粉粉ぱんを送り出す

酵母の神様  粉の神様  オーブンの神様 に手を合わせ明日もいい日でありますように

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