この一週間 日高産のナンブ小麦を使ったぱん作りをしてみて
あらためてその土地土地の気候によって同じ種でも味が違うことが分かった
そしてなぜ師匠が岩手県産のナンブ小麦を選んだ意味がわかった気がした
「わたしがナンブコムギを選んだ理由は
1951年 ナンブコムギはその土地の気候風土に適した品種として栽培され
岩手県の奨励品種に採用され歴史のある品種で安定供給が望まれた
国産小麦の中でも比較的グルテン質を多く含み、栽培に農薬を使う必要が少ないこと
ナンブコムギの美味しさを生かすホシノ丹沢天然酵母の相性の良さ
粉自体の旨味 味の良さ口どけの良さはどの小麦にも負けない
国産小麦の中でも特筆に値する」
以上は師匠の著書からの抜粋です
たとえ同じ種であってもその土地の気候風土から生まれたものは
他の土地で作っても同じものは出来ないということ
ただ単に国産小麦と言っても色んな粉をブレンドしたり
農薬を沢山使ったぱんはやはり安全とは言えないのだということ
あらためて心と身体に優しいぱん作りの大切さを学びました
ぱん教室の生徒さんから無農薬で丹精込めて作られたジャガイモをいただきました
この土地で受け継がれてきたものを大切にいただこうと思います