2015年6月25日 (Thu)
岩手県産ナンブ小麦
この一週間 日高産のナンブ小麦を使ったぱん作りをしてみて
あらためてその土地土地の気候によって同じ種でも味が違うことが分かった
そしてなぜ師匠が岩手県産のナンブ小麦を選んだ意味がわかった気がした
「わたしがナンブコムギを選んだ理由は
1951年 ナンブコムギはその土地の気候風土に適した品種として栽培され
岩手県の奨励品種に採用され歴史のある品種で安定供給が望まれた
国産小麦の中でも比較的グルテン質を多く含み、栽培に農薬を使う必要が少ないこと
ナンブコムギの美味しさを生かすホシノ丹沢天然酵母の相性の良さ
粉自体の旨味 味の良さ口どけの良さはどの小麦にも負けない
国産小麦の中でも特筆に値する」
以上は師匠の著書からの抜粋です
たとえ同じ種であってもその土地の気候風土から生まれたものは
他の土地で作っても同じものは出来ないということ
ただ単に国産小麦と言っても色んな粉をブレンドしたり
農薬を沢山使ったぱんはやはり安全とは言えないのだということ
あらためて心と身体に優しいぱん作りの大切さを学びました
ぱん教室の生徒さんから無農薬で丹精込めて作られたジャガイモをいただきました
この土地で受け継がれてきたものを大切にいただこうと思います
作り手の想い
どんなものでもそうでしょうが、同じ素材を使ったとしても、
作り手の想いが伝わってくるものが確実に存在します。
想いとは、素材そのものに対するもの、素材に向き合っている作り手の心の有り様、さらには出来上がった後の行き先にまでの想い・・・・・・
きっとそれらの全てが凝縮されて、素晴らしい作品が出来るのでしょうね!
日頃から、粉粉さんの作り手としての想いに感動し、かつ勉強させていただいています!!
それどころか、決して大げさではなく旅人の「旅の道しるべ」(^_^)/~
深いですねぇ
けいさん、お早うさんです。
何事もそうでしょうが、上っ面だけをみていると簡単そうだけど、深くかかわれば関わるほど難しいことが分かり、試行錯誤しながら、それを解決していくことが楽しくなるのでしょうね。
旅人さんへ
食べてくださる方のお顔を思い描きながら作れる事は
何よりも嬉しく幸せなぱん作り人です
この幸せをなくさないようにしっかりと抱きしめて
歩いていきたいと思います
ゆうさんへ
まだまだ道半ばの未熟者ですがゆっくりゆっくり
今出来る精一杯のことをしっかりやっていけたらと
願っています。
けいさん こんにちは。
気候と土が違うと、同じものでも味が変わってくるんですね〜
そちらは今、ジャガイモが旬ですね。
うちは1月に収穫したジャガイモが底をついてくるころなんです。
としごりさんへ
きっとジャガイモの味も違うんだと思いますよ(*^。^*)
粉粉ぱんと出会ってから、食べ物についてとても関心が深くなりました。
粉粉さんにそのことを伝えたとき、「それは自分を大切にしなさいということよ」と言っていただいたことを
昨日のことのように思いだします。
粉粉ぱんからはいつも粉粉さんの優しい想いが伝わってきて、私は毎日がしあわせにおくれているのだと思います。
いつもたくさん研究をしてくださり本当に感謝しています。大切に大切にいただきます!
わたなべさんへ
ご一緒に新潟の工房で色んなお話をさせていただいた事が
昨日のことのように懐かしいです
たった一個のぱんに人生を変えるほどの力があったこと粉粉ぱんが紡いでくれたご縁に感謝しています
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