2016年2月8日 (Mon)

食ぱんのささやき 



お食事ぱんの中でも最も手ごわい 食ぱん

材料は ナンブ小麦  アルカリイオン水 自然塩 ホシノ丹沢酵母のみ
一次発酵 20℃ 12時間から13時間  成型して 二次発酵100分〜120分
230℃で20〜25分焼成


材料は四品  作業工程は文字にしたらたったの二行
この10年毎週どれだけの本数を焼いてきたのか
喜んだり 凹んだり まだまだ先の長い道のりを一進一退の繰り返し

捏ねた生地を発酵器に入れ温度20℃をキープ
粉の湿気を確認して発酵時間の調節と型入れ時間を決める

焼きあがったぱんを冷ましたのち麻布とビニールに包んで五時間後


スライサーで好みの厚さにカット
この瞬間が一番緊張のピーク
毎回のことながらハラハラドキドキです


ここまできたらもう腹を括るしかないはずなのに
最後の最後まで足掻きっぱなし
自分でも可笑しいやら 嬉しいやらでぶつぶつひとりごと
それでも食ぱんのささやきが聞きたくて耳を澄ませる真夜中です
2016-02-08 13:27 in | Comments (6) #
コメント

食パン

けいさん、お早うさんです。
食パンって生地は箱(何ていうのか分かりませんが)の中でスカスカの状態なんですね。それがふっくら膨らむのですね。私はもっと大きな生地かと思っていました。
酵母と温度と時間のマジックですね。

by ゆうさん 2016/02/08 (Mon) 13:28:50

ゆうさんへ

ゆうさん すみません
焼きあがったぱんは一斤半で一斤と一斤半の画像が違っていました。

粉粉ぱんの一斤型に必要な生地は400g 1.5斤型は750g
市販されているインスタントイースト使用ぱんの約3倍必要で
捏ねて一次発酵45分ほど二次発酵に60分、二〜三時間で焼き上がります
それに比べて粉粉ぱんは5倍もの時間が掛かりますので
長い時間を楽しむ事が出来きます
食パンが美味しければ他のぱんも美味しいともいわれますが
わたしの場合は未だ未だ修行は続くの状態です。

by 粉粉 2016/02/08 (Mon) 19:05:51

お参り

けいさん、こんばんは。
簡単に発酵するイーストと違ってホシノ酵母(でしたかね)は長い時間かかるのですね。それだけ美味しさも増すのでしょうね。

れいさんが白内障の手術をする前に、私が壷阪寺へお参りをして「うまくいきますように」とお願いしました。れいさんの手術が非常にうまくいって、よく見えるようになったので、今日、私の手術もうまくいくようにお参りをしてきました。車の通る道を避けて高取城下町からハイキングコースを歩いたのですが、谷あいに下った後の道が細い上に濡れてずるずるなので、下に落ちないかとビビりながらでした。最後は急な登りになってお寺の入口についた時は息がはずんでヒーヒゼーゼーでした。料金窓口の人が「歩いて来はったの?それはしんどいわ。帰りはバスに乗りなさい」とバスの時間も教えてくれました。しかし、本堂で拝んだ後、バスの時間まで随分ありましたので結局歩いて壺阪山の駅まで出ました。普段、信仰心の欠片も持ち合わせていない私ですから、ご利益があるかどうか分かりませんが、するだけのことはしたので、後は手術日までゆっくり構えるつもりです。

by ゆうさん 2016/02/08 (Mon) 19:41:01

ゆうさんへ

天然酵母が格上でイーストが格下とは決して思いませんし
あくまでも何を目的としているのかによってそれぞれに
どちらかを選択しているだけに過ぎないだけのことだと思います。
わたしの場合は道楽が過ぎたというところですが暮らしを
支えるための仕事となるとまた違った選択だったと思います。

れいさんの手術上手くいって本当に良かったです
次はゆうさんの番ですね 腹を括って頑張ってください
苦しい時の神頼み わたしも耳が痛い気がします

by 粉粉 2016/02/08 (Mon) 23:42:41

けいさん こんばんは。

食パンって一番誤魔化しがききませんよね。
いろんなパンがありますが、やっぱり食パンが一番です。

by としごり 2016/02/09 (Tue) 18:03:46

としごりさんへ

はぃ 食ぱんはほんとに難しいです
味がストレートに伝わりますので作り手の逃げ場がありません

by 粉粉 2016/02/10 (Wed) 14:26:14














 


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