2016 05月 19日

ぱん捏ね器



600gの粉を捏ねられる初代のぱん捏ね器


1000gの粉を捏ねられる二代目


現在活躍中のものは2000gの粉を捏ねられる三代目
同じものが予備としてただいま物置に休憩中
ぱん屋時代に使っていた大型の捏ね器は閉店の際にお嫁入り

天然酵母ぱんの生地はイースト生地に比べると重量があるので
8分ほど捏ね器で捏ねた後 
大理石の作業台に移して手捏ねしながら仕上がりの確認

同じ生地でトッピングを変えて作られる大量生産のぱんと違って
ひとつひとつ作るぱんによってレシピが違う粉粉ぱんは
手間はかかるけれど焼きあがったものは香りも味も違うので
気温 室温 天然酵母種 水分量 気を抜くと後戻りはできない

総てのタイミングは目視
適度の緊張感時間が暮らしの中に溶け込んで焼きあがったぱんが愛おしい

粉粉ぱんはどちらかといえばハレのぱんではなく食卓の脇役ぱん
目立たないけれほっこり優しいご飯のようなぱんであり続けたい

今夜もカタカタぱん捏ね器のモーターが回転し
捏ねあがった大福もちのような生地を手で転がしながら
しみじみ幸せな時間を過ごしています
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