2016 09月 12日

秋のあしあと



突然のようにやってくる秋の気配

吹く風も少しづづ秋色をまとって柔らかく虫の声を乗せてくる

今夜の一冊を抜き出してほのかな灯りの下で読書時間 

気がつけば午前二時 

発酵中の生地がゆっくりゆっくり覚めるまであと五時間

もっちり噛みごたえのある食ぱんの焼き上がり予定時間は九時半

それまで辻和の金網もスタンバイ


蒸し器でほかほかぱんも美味しいけれど

少しだけ時間をかけて網で焼くのも捨てがたい味

昨日のぱん

今日のぱん

明日のぱん

15時間の旅をして形になる

いつもいつも作り手に課せられた さあどうするという課題

答えは永遠に出ないけれど

必ずしも 1+1=2 が正解とは限らないぱん作り 

ただまっすぐにぱんと向かいあって過ごす暮らしのかたち

粉粉ぱんも少しだけ秋色に染まってきたような気がします

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