故 伊藤 幹雄先生一周忌
出版された3冊の著書
17年前先生の一冊めの著書の出会いで
人生の方向転換のきっかけをいただいた
長年 食に携わって来て
食品添加物(イーストフード)、バターの替わりにマーガリン
合成着色料、保存料
ぱん作りにこれらの物が本当に必要なのだろうか
そんな疑問を持ちつつ進むべき道を見失いそうになっていた
先生に初めてお会いして
「今までのキャリアを全部捨てる覚悟があるのか」の問いに
「はい 先生のもとでぱん作り一からを学ばせてください」
後先考えずに思いが言葉になっていました
新潟から東京町田市まで
新幹線、小田急線と乗り継いで往復6時間
朝自宅を出て帰宅は夜10時過ぎ
そんな暮らしが6年
先生とワンツーマンの授業
怖かったけれどぱん生地に対する優しさのあるぱん作り
『 ぱんは
粉 と 酵母 と 塩 と 水
それ以外に材料を出せば出すほどまずくなる 』
⚫️レイモン.カルベル氏の言葉
(日本で初めてドンクにフランスパンを伝えた人)
先生はその言葉を生涯貫かれ
生きているぱん作りをわたしたちに教えてくださいました
時々道に迷いそうになると
先生の著書を前に「初心に帰る」事の大切さを教えていただきます
天国の先生 !!
お別れしてから1年
粉粉ぱんも作り手も頑張ってます。