3月11日 23:49分 マルチーズの次女マイが15歳と4ヶ月の天寿を全うして天国に旅立ちました。
10日、いつものお店でトリミングして貰いマイちゃんにと可愛いピンクの春用のワンピースをプレゼントされて、子供達三匹の春用のベットも購入、11日はみんなで月一回の獣医さんの検査日に出かけたその夜のことでした。
15年前ぴーぴー泣いてばかりいてお店の人も困っていたマイとペットショツプ出会いました。
その頃わが家には柴犬のロクと捨てられそうになっていて縁あって家族になったチワワのベピー、マルチーズの姫の三匹の大家族でした。
最初は絶対四匹目は無理~と思いつつも泣き止まないマイを抱っこするとわたしの手をペロペロ舐め、泣き止んでわたしの腕の中で泣き疲れたように眠りました。
安らかに腕の中に眠るこの子をどうして手放すことが出来たでしょうか。
家族の反対を押し切ってマイはわが家の娘になったのが紫陽花の咲く雨の日でした。
3年前に体調を壊して以来ずっと獣医さん通い、嫌がるのに無理やり薬を飲ませたり、痛い注射を押さえつけてやったり、食べたくない食事も無理やり口に入れた意地悪な母さんでした。
今年に入って病状が少しは良くなったと喜んだのもつかの間、獣医さんの所から戻ってリンゴをほんの少しだけ齧りわたしの腕の中でうとうと眠ったかに見えたのですが・・・・耳も聞こえない、前歯も4本なく、歩くのもやっとのマイが見えない目を一瞬大きく見開いて息を引き取りました。
ちっちゃいくせにクルクルとよく回り車が大好きなマイでした。
叱られると椅子の陰に隠れてじっとわたしを見ていたマイでした。
遊びほうけて時々コロンとウンチをこぼしてこっそり逃げるマイでした。
シャンプーの泡のまま家中を走り回るいたずらっ子のマイでした。
階段から落っこちてキャンキャンないてたドジなマイでした。
思い出しては涙 涙 涙、子供達の部屋のベットが二つになってお掃除しながらまた涙。
マイ、マイは母さんは宝だったんだよ 振り返るといつも母さんの後ろにいたマイが天国に行っちゃって母さんはとってもとっても寂しいけれど悲しんではいけないよね。
だって、もうマイは嫌な注射も苦手な薬も飲まなくていい天使になっちゃったんだもの。
辛いけれど今日マイを葬ってやらなければなりませんでした。
暗がりが嫌いで寂しがり屋のマイがひとりで焼かれてお骨になって再びわたしの腕の中で眠っています。
49日が過ぎたら何時も遊んでいた庭の片隅にお墓を作ってやろうと思います。
残された姫16歳とゴン13歳のために元気を出さなくては、そう思いつつもまた泣いてしまいます。
泣き虫のマイが天国で「母さんの方が泣き虫だよ」って笑っている気がします。
マイ、15年間母さんの子供でいてくれてありがとう。