2021年1月25日 (Mon)
ぱん作りの指針
わたしのぱん作りの指針であるこの言葉
ぱん作りの道に迷いそうになった時
この言葉に幾度助けられたことかわかりません
「甘いふかふかのぱん」を作ることは容易いし
どなたにも喜んでいただけるのは必定
それを敢えて引き算するぱん作り
安価で沢山の農薬を使っている
外国粉を使えば販売の原価も下げられる
恩師 故 伊藤 幹雄はお目にかかる度に
「農薬が使われていない
ナンブ小麦(岩手県産)で作りなさい」と仰いました
ナンブ小麦は季節によって使う水分量も違う
とても手強い中力粉に近い強力粉
先生のレッスンでは
最初からこの粉を渡されましたから
他の粉との相性を考えたことがありません
ナンブ小麦は決して安価では有りませんが
国民食である 「炊き立てのご飯」に近く
粉の香りが素晴らしいと思っています
昨日も 今日も 明日も
ぱん生地と仲良し暮らし
沢山のノートに書いた「指針の言葉」
支えられて 励まされて 慰められて
ぱん作り時間の中で暮らしています