2015年4月27日 (Mon)
揺れる気持ち
基本のぱん生地
岩手県のナンブ小麦 アルカリイオン水 自然塩 ホシノ丹沢天然酵母
その日の気温・湿度を考慮に入れ仕込水の温度と水量を決めて粉を捏ね
その生地を20℃を保ちつつ11時間から12時間発酵
発酵済の生地をバケットに成型 25から30度で2回目の発酵
たっぷり生地に霧吹きをかけて270℃のオーブンで10から12分焼成する
文字にしたらたった5行で完成するぱん作り工程
仕込から焼き上がりまで約14時間
表面はカリッと 中はしっとりバケットが焼きあがる ・・・・ はず ・・・
石の上にも3年どころか10年もの間 試行錯誤しながら焼き続けてきた基本のぱん
毎回 毎回 自分の心の在り様と心の揺れを感じながらぱんを焼く
気持のタガが緩んだ日のぱんは姿形も緩ん感じに
時間を気にしながら作るぱんは心なしか味に深みがないような
反対にゆっくりゆっくりぱん生地任せにして作るぱんはのびのびおおらか
生きているぱん生地を前にして
自分自身の修行不足をあらためて知ることになる
何事も基本が大切 迷ったら基本に帰ろう
ぱん作りは足し算と引き算
先へ先へと前に進むことよりも
立ち止まって気持が何処にあるのかを問う方が先決
急がば回れ
今週の自分への教訓です
コメント
焦げパン
けいさん、お早うさんです。
私をパンに例えるなら、時間を気にしながら、促成で焼かれたパンですわ。人間としての深みは無いし、不条理に対し常にぷんぷん怒っている焦げ過ぎたパンですね。
by ゆうさん 2015/04/27 (Mon) 06:56:35
けいさん こんばんは。
何事も基本が一番なんですね〜♪
でも発酵に11時間も12時間もかかったら、私なら揺れ揺れです。
by としごり 2015/04/27 (Mon) 18:00:10
ゆうさんへ
大阪市民も大きな決断の時を迎えられているのですね
ゆうさんのように地道な活動を行っている皆さんは本当に
大変なことだと思いますが頑張られてくださいね
by 粉粉 2015/04/28 (Tue) 00:32:53
としごりさんへ
待つことは楽しいことですが毎回ハラハラドキドキなんです
でも夜の八時に仕込んだ生地を翌朝の八時過に出来上がりと
考えれば充分に寝ていられますのでその点はラクチンなんですよ
by 粉粉 2015/04/28 (Tue) 00:35:10
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