2016年11月3日 (Thu)
極みの食ぱん
師匠が焼かれた極みの食ぱん
12年前わたしの人生を変えた一個のぱん
某学校のぱん&お料理の講師を7年間勤め
その学校の天然酵母ぱん教室の材料の選び方、指導内容
経営方針に疑問を持ちながら生徒さんを指導することが出来なくて
行く道も見えなく暗澹とした日々
そんな時 書店で出会った伊藤幹雄先生の著書
ホシノ酵母と国産小麦で作る「生きているパン」
ープロの技と知恵で必ずできる美味しい健康パンー
真っ暗な中に一筋の光を見つけ再び歩き出せる勇気をいただいた
新潟から東京の町田まで片道5時間 足掛け6年
ただひたすら美味しいぱんが焼けるようになりたいという思いで
師匠にご指導いただいた総ての基本はこの食ぱんが始まりでした
いま高崎で群馬県産小麦ダブル8号でぱんを作られておられる師匠ですが
この「極みの食ぱん」だけはナンブ小麦で焼き続けたいという強い思い
色んなご事情があっての群馬県産小麦使用
師匠はお会いしている間に何度も
ナンブ小麦でぱんを焼き続けなさいと繰り返しおっしゃった
その意味の深さをしっかりと噛みしめて食べた食ぱんの味
少しだけ涙の味がしたような気がします
コメント
師匠
けいさん、お早うさんです。
お師匠さんがご健在のけいさんが羨ましいです。私の師匠は既に鬼籍に入られて10年ばかり。今でも師匠の言葉を思い出して気持ちが引きしまろ思いをすることがあります。
by ゆうさん 2016/11/03 (Thu) 05:43:04
けいさん こんばんは。
ナンブ小麦で作ったパンは、ほかの小麦のパンとは違うのでしょうね。
画像からパンの香りが漂ってきました~♪
by としごり 2016/11/03 (Thu) 17:52:20
ゆうさんへ
ご指導いただける師匠がいてくださること本当に有難いです。
お目にかかると必ず新しい気づきをいただいてます。
by 粉粉 2016/11/03 (Thu) 22:05:54
としごりさんへ
はぃ 全くちがうぱんの香りがします。
修行時代 ぱんを焼くにはぱん以外の事を学びなさいと言われたこと
それは材料選びだったり 食材の組み合わせだったり 段取りだったり
今になってそれがいかに大切なことだったかわかる気がします。
by 粉粉 2016/11/03 (Thu) 22:10:38
嗣法
禅宗では、師匠の教えを弟子が継ぐことを「嗣法」といいます。
旅人は父を嗣法すべき師僧としなかったこと(跡を継がなかったこと)を、今でも心の中で自問自答することが・・・・
けいさんは、師匠から教わったことを生徒さんに伝えられている。
大変なことでしょうが、羨ましい限りです (^^♪
by 旅人 2016/11/05 (Sat) 00:52:16
旅人さんへ
日々迷いの中で揺れながら道を模索しながらのぱん作り
この地で種まき人になれるよう腹をくくったつもりでも
道は果てしなく遠くつまづいたりへこんだり。
それでも歩いて行けるのは粉粉ぱんを美味しいと言って
貰える方々いて下さるお陰です。
そのような道を歩けるわたしは本当に幸せ者です。
by 粉粉 2016/11/05 (Sat) 08:24:50
この記事へのトラックバックURL
https://photobb.net/58170/blog/blog.cgi/c1/a201611030034.trackback