2017年7月31日 (Mon)

おやつ


朝から曇り空

気温28度 湿度78%

今にも降り出しそうな雨雲に覆われた空

昨夜は姪とちびっ子ギャング三人相手にお祭り騒ぎ

いささかお疲れモードの日曜日

本日の差し入れおやつは黄粉と粒あんのおはぎ

この小さな中に更に餡が入っている

新潟ではお目にかかれない一口サイズのミニバージョン

ゆっくりのんびりティータイム

レッスン用のお料理&ぱんレシピカードをテーブルに広げて

積み重なったレシピカードの手直しやポイントの書き足し

心ゆくまで静かな一人時間

気がつけば外はしとしと雨音が聞こえてきた夕暮れ時

日高の夜は本当に静かです
2017-07-31 00:22 in | Comments (4) #

2017年7月26日 (Wed)

本日の食材



午後5時半

夕餉の支度にとりかかる頃

冷蔵庫にある食材をひとまず並べて品定め

食事は毎日のことだから面倒と思うこともあるけれど

わたしにとってはある意味仕事の合間のリクレーション

今日は何を作ろうと思う前にこの材料から何が出来るかを考える

本日の夕食メニュー

新玉ねぎと干しエビのかき揚げ
日高茄子と万願寺唐辛子のナンプラー炒め
ホワイトセロリと小松菜のサラダ
大根の味噌汁
桃の白ワイン煮

新鮮な食材ほどその持ち味を生かして調味料も最低限に

厚手の鍋でご飯を炊き

14cmのミルクパンでいりこ出汁のお味噌汁を作る

お野菜中心の献立は30分もかからずに作れるものばかり

午後6時はいただきます 。。。。。 の時間です
2017-07-26 21:34 in | Comments (2) #

2017年7月23日 (Sun)

お道具の手入れ



昨日は新潟からの生徒さんレッスン日

ひよこ豆の焼きカレーパン
  クリームぱん 
 レーズンぱん

帰りの新幹線まで8時間の日高滞在時間

懐かしい話があっちに飛んだりこっちに飛んだり

遠路わざわざありがとうございました

今日は朝から雨模様 

昨日使用したお道具のお手入れ時間

2時間ほど重層水に浸した型を広げて乾燥中

レッスンに使用するのも油脂を塗らなくていい剥離型

今ではなかなか手に入りにくい

イングリッシュマフィン型は特別に作っていただいてから10年使用


ひとつひとつに思い出があって

ひとつひとつが宝物

雨降りの日はお道具の点検日

いいお道具に助けて貰ってのぱん修業

見ているだけでぬくぬくほっこり景色です
2017-07-23 17:34 in | Comments (4) #

2017年7月19日 (Wed)

梅雨あけ


梅雨明けの陽射しの中

洗ったばかりのカーテンがゆらゆらと風に舞う午後

本を片手に中休み

先日 古書店で購入した高山 なおみさんの「日々ごはん」12巻

読み始めたら時間を忘れてしまうのが常なので

本日はタイマーセット 60分

大量の本を引っ越しの際に処分してきたので

手元にあるのは何度も読み返した大好きな本ばかり

置くスペースも限られているので読み終わった雑誌などは潔く処分

それでも少しづづ溜まっていく

並べてみると食にまつわる本がほとんど

根っからの食いしん坊

当分の間 この本と仲良し時間が続きそうです
2017-07-19 14:39 in | Comments (4) #

2017年7月16日 (Sun)

働き者のタイマー



初めて我が家にお越しくださった方々がびっくりされるこの光景

キッチンタイマー 18個

個々のタイマーにはぱん作りに必要な役割分担があり

奥にある上の物は主に食ぱんなど時間が掛かる物の焼成用

25分 30分 35分 40分 の2セット分

下の物は発酵時間が短いリッチぱんに使うもの

中には一個に二種類のタイマーがあるものも存在

これは発酵時間差の確認用

気温 湿度 によって毎回発酵時間が変わるので

5分〜10分の時間差調整用

手前にある4個はぱんの焼き時間に使用 10分 12分 15分 17分

こんなに沢山あるタイマーが1度に何個も鳴ってしまったら

どれが何用なのかわかりますかと

皆さんから時々質問されますが 。。。。。 それがわかるんです

頭でわかるというより身体に沁みついた

職業的「勘」とでも言いましょうか 不思議なものです

物作りは頭で覚えるより身体で覚えろといわれますが

確かに理屈ではない臨機応変を求められることが多い気がします

このタイマーほど働き者ではありませんが

暑さに加えてオーブンの熱

暑い日ほどぱん作りが楽しい元気な作り手です
2017-07-16 17:21 in | Comments (4) #

2017年7月12日 (Wed)

お水の話


先週に引き続きわんわんぱんの試作中

水分量の調整の続きは使用するお水選び

大まかに 軟水  硬水  アルカリイオン水 選び

軟水は日本の純ミネラルウォーター

硬水はフランスのエビアン

アルカリイオン水は自宅の還元水素水整水器の 低 中 高

粉と酵母と水分量は同じ条件で

五種類の水を使って 五種類それぞれの生地仕込み

超軟水使用の丸ぱん


純度の高い岐阜養老の天然水使用のミニ食ぱん

それぞれに一長一短あるものの

超軟水ぱんは生地がベタベタ過ぎて手粉を大目にしないと成型不可

焼き上がりも上に伸びずに横に広がりおせんべいのような形に

食感は少し硬め 捏ねる時間は短め

天然水使用のミニ食ぱんはべたつきも少しだけやわらぎ

麺棒で25cmほど伸ばしてくるくる巻いて型入れ

仕上がりもまずまず 硬さは丸ぱんに比べて柔らかな仕上がり 捏ね時間長め

どちらがいいのか見た目と成型のし易さに揺れる気持ち

生地をどれだけ傷めずに焼き上げることが出来るのかが最優先課題

まだまだわんわんぱんの試作は続く 。。。。 です
2017-07-12 08:54 in | Comments (4) #

2017年7月10日 (Mon)

わんわんぱん



親ばかな話ですが

今年9歳になる娘の華はほとんどの人語をわかっているようで

この子の前でめったなことは話せません

雨で散歩を止めたりすると恨めしそうな顔をしてまとわりつくし

美味しい袋のガサガサ音にはどこにいても猛スピードで目の前に参上

いまこの子が狙っているのは 「わんわんぱん」

先月から「無塩ぱん」の試作を試みていたのですが

体調不良で暫くお休み 。。。。。 を再開

以前師匠が糖尿病の方のために作っておられた「減塩ぱん&無塩ぱん」

その時はあまり気にも留めずに師匠の話を全部スルー

今思えばせっかくの勉強の場を与えられたのになんと愚かな弟子

今頃になって慌てふためいても後のまつり
 
材料は 岩手県産ナンブ小麦  天然水  ホシノ丹沢天然酵母 のみ

塩を使っていないので水分量の調節が重要課題

60% 58% 56% と2%づつ水分調整しながら試行錯誤

塩が入らないと生地が締まらないので成型の難度もMax 

実験ぱん作り

その試作の審査員が 華先生

けれど食いしん坊の華先生どんなぱんでもお気に入りのようで

サボっていないで早く作ってよ 。。。。。 のこの眼差し


出来上がったわんわんぱんは生徒さんちのわんちゃんにもお福分け

まだまだ道半ばのぱん修業

途中下車して娘のためにガンバレ 母さん
2017-07-10 08:45 in | Comments (6) #

2017年7月5日 (Wed)

重ねる暮らし



昨日のぱん

今日のぱん

明日のぱん

みんな違って面白い

自分の心が 晴れの日 も 曇りの日 も 土砂降りの雨の日も

目には見えないものを追いかけている暮らし

いつもいつもぱん生地に語り掛ける

ゆっくりゆっくり季を重ねて

見えない何かを感じようとする気持ち

捏ねあがった生地に気持ちを重ねて

手の感触頼りにぱん生地と向かい合う

作り手のささやかな願い

幸せにぱんになれますように
2017-07-05 16:58 in | Comments (2) #

2017年7月2日 (Sun)

あしあと


「初めてクープが開き、お教室での焼き上がりのようで嬉しくて
メールさせていただきました。
色が薄いのでまだまだですが良いお道具と共に頑張っていきたいと思います
これからもよろしくお願いいたします」



先月 福井県からお教室に来てくださった生徒さんから

届きましたメールと田舎ぱん画像です

16年程前にピッコリーノ 伊藤先生に手ほどきいただいて

余計なものを一切加えていないぱんに魅了され

以来独学でやってこられ基礎をしっかりやりたいと

キッチン工房 粉粉にご縁をいただきました

好きな道を目指して歩いてこられたお話や体験をお伺いし

同じくぱんの道を共に歩けることの素晴らしさを改めて嬉しいと思いました

「継続は力なり」

どんなに頑張っても終わりのない物作り人の歩く道

毎回 毎回 ぱん生地を前に途方に暮れた日々

自分の技量の未熟さや勉強不足を知れば知るほどへこんでばかり

でも共に手を携えて同じ道を歩けるお仲間がいてくださったこと

ゆっくりゆっくりこの道を歩いていこうという勇気のお福わけ

送っていただきました田舎ぱん画像は

好きな道をしっかりと歩かれていられる「あしあと」

誠実にぱんと向かうことの大切さを教えていただきました。
2017-07-02 19:10 in | Comments (4) #