2019年9月29日 (Sun)

新米



今年も 新潟 三根山園農場のコシヒカリ新米が届きました

新潟の北方文化博物館で行われた小春展

新米と粉粉ぱん

2人でユニットを組ん大楽しかった時間を思い出し

さっそく今夜は「塩むすび」

農園便りに小学校に貸し出されていた「ヤギさん」が

学校の都合でお世話が出来なくなったので戻って来た事

柿の成育 畑の状況

愉快なイラスト入りで綴られ楽しませていただきました


こちらは5キロのお米が丁度入る我が家で30年、古株の桐の米櫃

少々くたびれてきましたがまだまだ現役

小型ながら風格すら出てきて見ているだけでほっこり

一緒に頑張ろうねとついつい顔もほころぶ米櫃です
2019-09-29 16:58 in | Comments (2) #

2019年9月26日 (Thu)

ふわふわオムライス



子供の頃から大好きなオムライス

車で20分、隣町の飯能市

「PASTA AND OMURICE 1+2 」さんまでトコトコ出かけてきました

こちらのマスターさん一見ちょっと怖そうな面持ち

出されたふわふわオムライスを一口

ふと顔をあげたらマスターさんと目が合ってしまい

「感動の美味しさです」と口上を述べると

満身の笑みを浮かべて

「どうぞごゆっくり感動を味わって下さい」と厨房に消えて行きました

だいたいわたしは天邪鬼なところがあって

食べる人の顔を思い描かずに作られた「美味しいもの」が苦手

いついかなる時でも食べて下さる方のお顔を思い

この思いをどうやったら美味しい味に繋げられるのか

物作り人は喜びと試練の狭間で揺れ動く

見た目は何気なく質素でも心がほっこり包まれる味

見た目の華やかさに惹かれて後悔する味

足すことで美味しくなる味

引くことで美味しくなる味

どちらも捨て難いけれど

粉粉ぱんの原点は引き算した美味しさ

いつもいつもこれで良いのかと自分自身に問うてみる

ぱん作りにはスタートラインがあってもゴールは無い

右往左往しながら酵母さんに話しかける

秋の夜長の一人時間です
2019-09-26 21:36 in | Comments (2) #

2019年9月23日 (Mon)

より道



我が家から車で15分ほどのところにあるショッピングモール

お買い物の途中、店内にあるカフェでひと休み

土日は家族連れで賑わうので週半ばの比較的空いている午後が狙い目

それでもトリミングを終えたわんちゃん達を

専用カートに乗せてテラスでお茶をされていたり

初老のご夫婦が横に並んで

仲良くソフトクリームを召し上がっておられたり

ゆっくりゆっくり時間を過ごされているご様子は微笑ましい

華のおやつと肌トラブルと胃腸の弱い子用の

ドッグフードを買いに出掛けた筈なのに寄り道しながら読書タイム

日高時間は緩やか

時間に追われていた新潟時間だったけれど

工房で友人やお客様との毎月恒例の持ち寄りパーティーの5年間が懐かしい

もう一踏ん張り頑張ろう。。。。。と思う時

あの時のみなさんの笑顔が目に浮かぶ

思い出は貯金箱

時折引き出したり、新しい出会いを詰め込んだり

みなさん!!お元気ですか?

わたしも酵母さんも元気ですよ!


2019-09-23 09:39 in | Comments (2) #

2019年9月18日 (Wed)

旅した幸水



旅人さんからの贈り物

広島からはるばる日高まで旅した幸水梨

1個が4人分もあろうかと思われるほど大きく瑞々しい

そのままいただくには惜しいのでテーブルに並べて鑑賞時間

いつもいつも美味しいお届けありがとうございます。

雨 のち 晴れ のち 雨

まるで天邪鬼のような日高の空模様

お洗濯物を出したり取り込んだり大忙し

午後にはそんな駆け引きにも疲れ果て諦めのコーヒータイム

一雨毎に秋の気配

日高の栗も収穫の季節になりました
2019-09-18 19:52 in | Comments (2) #

2019年9月16日 (Mon)

ずっと変わらないこと



20年以上も前に購入した保温鍋「シャトルシェフ」


容量2.2リットルと小さいながら使い勝手が良く

二合のご飯を炊いても5時間位は温かさをキープ

寝る前に仕込んだスープも煮物も朝になると出来上がっていた

改良された最近の同型品は

機能やカラフルな色にこだわり過ぎて何だか落ち着かないけれど

我が家にあるのは何処のホームセンターにも置いてあったシンプルなもの

外鍋は傷が沢山ついて貫禄が増し

内鍋も年季が入っても機能は変わらずお櫃の代わりもしてくれる

キッチンの鋳物の鍋に混じって大きな顔をして鎮座

まだまだ現役

短時間コトコト煮たお豆を半日かけてふっくらつやつやにしてくれる

日々の暮らしは変わらないことも大事と教えてくれる鍋です

2019-09-16 08:49 in | Comments (4) #

2019年9月11日 (Wed)

お食事ぱん



オリーブオイルと水を合わせて水分70%以上の高加水ぱん

甘くないイタリアのお食事ぱんフォカッチャ

オリーブ、栗、グリル野菜

本日の粉粉ぱんに合わせたのは無花果

岩手県産ナンブ小麦、藻塩、水、ホシノ丹沢天然酵母、オリーブオイル

シンプルな材料で ふんわり さっくり 高温で焼き上げます

水分が多いので成形し辛いぱんなので

手早く天板に移さなければならないけれど

手粉を上手に味方につければ形が少々歪でも

焼き上がりには問題なし 。。。。。と大らかな気持ちで取り掛かれる

焼き立ての熱々も美味しいけれど

1日置いて岩塩を振ってな食べるのも楽しみなぱん

日高はまもなく「栗」の季節

日高栗の渋皮煮を使ったカンパーニュー作りが待ち遠しい作り手です
2019-09-11 19:13 in | Comments (2) #

2019年9月8日 (Sun)

寄り道



我が家から車で20分

茶畑の中にぼっんと立っている 小さなCafé 「ワイズガーデン」

ぱん作りの合間にふらりと訪れてティータイム

11:00~18:00(木曜日お休み)、初老のご主人と奥様が出迎えてくれる

最初に伺ったときいただいたアイスコーヒー

時間がたっても味が薄くならない訳は氷がコーヒーで作られていたこと

提供されるメニューは多くはないけれど

ひとつひとつ丁寧に作られていることがとても嬉しかった

最初は友人と、以来一人でお邪魔するようになって

お気に入りのテーブルでしばし癒しの読書タイム

ランチタイムを少し外せば「貸し切り」というおまけ付きということも

雨の日は緑がいっそう美しく映えて

駐車場からのお店までの細い道に立ち止まって見惚れてしまう景色です
2019-09-08 13:07 in | Comments (4) #

2019年9月5日 (Thu)

秋刀魚



友人から北海道で水揚げされそのまま直送の秋刀魚のお福分け

ニュース等で不漁と知っていたので有難く口福の夕餉

心なしか型はほっそりスリム美人

焼いても脂が少なく発育が遅く不漁なのだと納得

例年の秋刀魚は焼いている最中ジュウジュウ

脂の跳ねる音がするはずなのに静かにひっそりの焼き上がり

それでも旬の味覚 。。。。。 好物の秋刀魚しっかりと味わいました

青魚大好き者にとっては

秋刀魚 や鰯の不漁は大問題

丸々太って脂の乗った秋刀魚は贅沢魚になってしまうのかと

何だか心持ち寂しい気がします
2019-09-05 20:45 in | Comments (2) #

2019年9月2日 (Mon)

いちじくぱん


一雨ごとに涼しくなって

遠くの方で過ぎ行く夏を惜しむかのように蝉の音

一日の終わりに吹く風は初秋の穏やかさ

この暑さにも負けなかった我が家の「酵母さん」

蓋を開けるとプクプク元気に過ごしている様子に安堵

今週の粉粉ぱんはドライ無花果ぱん

フレッシュな無花果も少しづづスーパーに並び始めたものの

地物はまだ少し先の事なので

ドライイチジクを赤ワインに二日ほど漬け込み

程よい柔らかさにしてからぱん生地に包み焼き上げます

甘さを控えてあるので朝食にぴったり

一個150gと重さから想像すると軽そうに思えるけれど

密度の濃い150gは二人分にちょうど良く

軽くトーストしても蒸してもしっかりとしたお食事ぱん

キッチン工房 粉粉の隠れ目玉ぱんです
2019-09-02 08:39 in | Comments (2) #