2021年1月18日 (Mon)

生きているぱん作り 




故 伊藤 幹雄先生一周忌

出版された3冊の著書

17年前先生の一冊めの著書の出会いで

人生の方向転換のきっかけをいただいた

長年 食に携わって来て

食品添加物(イーストフード)、バターの替わりにマーガリン

合成着色料、保存料


ぱん作りにこれらの物が本当に必要なのだろうか


そんな疑問を持ちつつ進むべき道を見失いそうになっていた

先生に初めてお会いして

「今までのキャリアを全部捨てる覚悟があるのか」の問いに

「はい  先生のもとでぱん作り一からを学ばせてください」

後先考えずに思いが言葉になっていました

新潟から東京町田市まで 

新幹線、小田急線と乗り継いで往復6時間

朝自宅を出て帰宅は夜10時過ぎ

そんな暮らしが6年

先生とワンツーマンの授業

怖かったけれどぱん生地に対する優しさのあるぱん作り

『 ぱんは 
粉 と 酵母 と 塩 と 水
それ以外に材料を出せば出すほどまずくなる 』

⚫️レイモン.カルベル氏の言葉
(日本で初めてドンクにフランスパンを伝えた人)


先生はその言葉を生涯貫かれ

生きているぱん作りをわたしたちに教えてくださいました

時々道に迷いそうになると

先生の著書を前に「初心に帰る」事の大切さを教えていただきます

天国の先生 !!

お別れしてから1年

粉粉ぱんも作り手も頑張ってます。
2021-01-18 10:59 in | Comments (6) #
コメント

けいさん~

覚悟が半端じゃないですね。
私はアカンタレなので何をやっても中途半端です。

by としごり 2021/01/19 (Tue) 13:07:47

としごりさんこんにちは。

わたしもあかんたれ。。。。の端くれです。

by 粉粉 2021/01/19 (Tue) 17:00:35

伊藤先生

けいさん、
覚えていらっしゃらないかと思いますが
新潟のお店、お教室へ更地になった野津田の写真を持って
お邪魔させて頂いた者です。
伊藤先生、そうだったんですね。
心よりお悔やみ申し上げます。

by さくらい 2021/01/21 (Thu) 08:32:32

さくらいさんコメント有難うございました。

写真を見せていただいて6年通ったお教室が更地になって
しまったのがとても悲しかった事覚えてます。

さくらいさんお元気で何よりです。

新潟を離れて7年、工房で皆さんと過ごした時間はわたし
の宝物の時間です。

雪で大変な毎日でしょうがどうぞお元気でいらして下さいね。

by 粉粉 2021/01/21 (Thu) 13:02:51

けいさん、
悲しい思い出を思い出させてすみませんでした。
あの近所(といっても車で行く距離)に住んでいて時々パンを購入していました。

まだまだ寒い日が続くかと思います。
どうぞご自愛ください。

by さくらい 2021/01/22 (Fri) 16:49:19

さくらいさんこんばんは。

懐かしい修行時代、亡き先生との沢山の思い出は進むべき
道に迷った時の道標です。

高崎に越され後進の指導にあたられた先生に
粉粉の生徒さん達と何度か先生にお目にかかりに
伺いました。
その度に生徒さんたちにわたしの失敗談を話され
和やかな時間を過ごしました。
先生のご意志を次の何方かにバトンするために日々研鑽、
埼玉の地で頑張っています。

by 粉粉 2021/01/22 (Fri) 20:14:40














 


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