2020年3月11日 (Wed)

あの日から9年

2011. 3.11 あの日から9年

隣県の福島から新潟市に避難されてこられた方々

数カ所の体育館、学校、コミュニティーセンター

アレルギーの子供さんたちが支給されるお弁当やぱんが食べられない

そんな情報がボランティアの方々からの緊急連絡

お教室の生徒さんたちとご一緒に添加物の一切入らない

粉粉ぱんをリュックに詰め込んで避難所廻り

行く先々で「助かりました 有難う 頑張ってね」と私たちが励まされた

ピッコリーノの伊藤幹雄先生からご指導をいただいた

岩手県産の ナンブ小麦 自然塩 水 天然酵母 だけで作る

心と身体に優しいぱん作りがいかに素晴らしいものであったかを

身にしみて有難いと師匠の思いを噛み締めて回った避難所

今年 87歳で天寿を全うされて他界された師匠の想い

足掛け6年、手取り足取りぱん作りをご指導いただき

常々おっしゃっておられた言葉は

「ぱんを作るにはぱん以外の勉強を怠ることなく
自分の都合でぱんを作るのではなく
ぱん生地に自分の都合を合わせなさい
ぱん生地は生きているんだから」でした

師匠との一対一の修行は決して楽なものでは無かったけれど

この遺言とも思える教えは粉粉ぱんが歩いていく道程の指針でした

天国の先生

南部小麦100%のフランスパン焼きあがりました

2020-03-11 21:30 in | Comments (2) #

2020年3月8日 (Sun)

物不足


隣町に住んでいる姪から

「手洗い 用の泡石鹸が何処のお店に行っても無い」とSOS

小学校が休校でも外で遊びたい子供達

仕事を持っているママ友も悲鳴をあげつつも助け合って頑張っている様子

幸い我が家にはお教室に必需品の石鹸類は

常にストックしてあるのでママ友さん達の分もと届ける事に

流通が滞っているだけなのかどうか定かではないけれど

トイレットペーパーもあったらお願いのリクエスト

慌てないで冷静に。。。。。。と言い聞かせてはみたものの

子供をもつお母さん達の苦労は並大抵では無いはず

マスクに加えて生活必需品まで品不足

本当に必要としている方々のために今は皆んなで協力の時

豊かさに慣れてしまったわたしたち

いざという時どう対処するべきなのか答えは見つからないけれど

冷静に終息するのを願う日々

こんな時だからこそ子供達には笑顔で接して欲しい

頑張れ。。。。。姪家族とママ友さんたち!!
2020-03-08 19:52 in | Comments (2) #

2020年3月6日 (Fri)

癒しの笑顔


ここ日高でも

トイレットペーパー ティシュペーパー 何処のスーパーでも品薄状態

加えて学校が休校になったので

お米 カップ麺 ぱん お菓子 も棚がスカスカ

散歩途中にある中学校のグランドから野球少年たちの声も聞こえてこない

ニュースもコロナウィルスと悲しい報道ばかりの中

道ですれ違う子供達の笑顔に癒される

物に溢れなに不自由無いのが当たり前のように暮らしていたわたしたち

警戒心が薄れていた日常に「神様から」の警告

いまはただこの悲しい日常をみんなで乗り切る為の「知恵」を出し合う時

頑張れ わたしたちですね
2020-03-06 08:00 in | Comments (4) #

2020年3月2日 (Mon)

冷えとり靴下


ぱん作りが始まるとずっと立ちっぱなし作業

夢中になってしまい気が付けば半日大理石の作業台と仲良し時間

生地が乾燥してしまうので室温を下げて湿度を高めに設定

ほっとひと休み。。。。。身体はは温かいのに足の指先が冷たい

友人に進められて「冷えとり靴下」を使用する事に

絹の五本指ソックス➕綿の五本指ソックスを重ねて履き

その上から絹のソックス➕綿のソックス

4足のソックスの重ね履き

最初は。。。。何だか面倒っちいと思いつつ

物は試しと1週間二組のセットを交互に洗って履きを繰り返し

2日ほど経つと足の指先に力が入る気がして何だか足が温かい

睡眠時と外出時は絹の五本指ソックス➕綿のソックスの二足履き

家でスリッパ履きの時には4足履き

冷えとり靴下の心地良さにすっかり虜になってしまいました

身体の冷えは万病の元

靴下 二重マスク 今夜もぱん生地と仲良し時間です。
2020-03-02 20:59 in | Comments (2) #

2020年2月27日 (Thu)

田舎ぱん


お教室のレッスンの合間に

復習していただくために必ず生地を捏ねてお持ち帰り

自宅で同じぱんを焼いて発酵&焼き上がりの画像を

スマホに送っていただきチェックとアドバイス

かなりハードルの高い天然酵母ぱんレッスンですが

確実に皆さんの意識が変わり上達され

わたしのほうが背中を押していただくとこも多くなりました

画像のぱんは先日初めて

遠くからレッスン来てくださった生徒さんから送っていただいた画像ぱん

ぱん作りは初めてとの事でしたが

ぱんの裏がぺったりだと二次発酵過多です。。。の注意事項をを守って下さり

焼き色の良いぱん画像に安堵

ゆっくりゆっくりのぱん教室ですが

試食用の焼きたてぱんとランチとお茶

本日もご馳走様日和でした。
2020-02-27 19:51 in | Comments (2) #

2020年2月23日 (Sun)

ご縁

数年前に basic lesson を終了された生徒さん

「岩手県産のナンブ小麦と自然塩と酵母と水だけを

使って作るぱんが一番美味しいですが最も手強いです

もう一度基本から学ばせて下さい」と

ご友とご一緒に遠くからレッスンに来てくださいました。

最初にお教室で食べた「田舎ぱん」の味がどうしても忘れられなくて

再チャレンジと思いながら仕事の都合と引っ越しやらで延び延びに

先生ともお会いしたかったです」と

嬉しいお言葉まで頂戴致しました。

ぱん作りの合間にもあれこれ

尽きない懐かしい話に花が咲き楽しい時間をいただきました

お土産にいただいたブリザーブドフラワー

見知らぬ土地で右往左往した6年前

たった1個の粉粉ぱんが紡いでくれた温かなご縁

ゆっくりゆっくり種まきびとになれますように

工房におられます神様に感謝した1日が終わりました。
2020-02-23 17:37 in | Comments (4) #

2020年2月19日 (Wed)

おやつ


サツマイモと林檎のかんたんおやつ

皮を剥いて薄切りにしたサツマイモと林檎

1枚づつ交互に重ねて

上からグラニュー糖とシナモンパウダーとお好みでバターを少しのせ

200℃に温めたオーブンで 25〜30分、熱々をいただきます

可能ならばお食事の前にオーブンにセットしておけば

食事が終わる頃にはデザートが出来上がっているので

立ったり座ったりの気忙しさも無く

「美味しい」時間が待っていてくれる幸せに突入

簡単だけれど滋味深い(手間はサツマイモと林檎をお皿に並べる事)

姪の子供達(小学生2人)にお願〜いすると

食べたい一心で頑張ってくれます(嬉々)

お手伝いのご褒美は「褒める」。。。。。です
2020-02-19 20:08 in | Comments (2) #

2020年2月16日 (Sun)

品不足


どこに行っても「マスク」「消毒液」 品不足、入荷未定の張り紙

世界中がコロナウィルスで大変な時、本当に必要な方を思い心が痛む

ぱん作り時には絶対必要なので

マスクは昨年から

「洗えるマスク」に少しづつ切り替えていたし

ずっと以前から消毒液は

最強アルコールスプレー「ドーバー パストリーゼ77」使用

お掃除から食品、あらゆる除菌に使えるので

常備用は 大量詰め替え5000ml
玄関には ポンプタイプ
作業台には スプレータイプ

常にストックしているので慌てないですみました

それが今や何処でも品薄、お値段も3倍以上という事態に

心配事はなかなか収束には時間が掛かりそう

今こそ日本もみんなでワンチーム

負けないで頑張っての祈る思いの毎日です

2020-02-16 09:02 in | Comments (4) #

2020年2月13日 (Thu)

わたしの逸品

電気炊飯器を使わなくなって15年以上

炊飯には重いけれど使い勝手の良さに惹かれて

長年使用のフランス製ストウブ鍋

お米を研いで30分浸水

火にかけ沸騰したら弱火で10分炊き、火を止め10分蒸らし

さっくり混ぜておひつに移し水分を飛ばしてからいただきます

家事は仕事の一合間のリクレーション、かなり楽しんでやってます

仕事柄沢山の鍋&フライパンと出会い

その度に一喜一憂

フランス製 ドイツ製 素敵な鍋に心惹かれた事もあったけれど

今一番のお気に入りは オール熱源可能

ウルシヤマ「クワトロシリーズ」4層 日本製

20cm.24cmのフライパン、写真には写ってませんが

14cm 16cm の 片手鍋、24cmの中華鍋

今我が家で毎日活躍してくれている相棒鍋たち

安価ながら使い勝手の良さ、何万回もの摩耗テストに合格した

日本が世界に誇れる逸品の気がします
2020-02-13 00:08 in | Comments (2) #

2020年2月9日 (Sun)

癒し


この冬一番の寒波到来に

落ち着いていた腰痛に再び悩まされ

湿布薬と痛み止めのお世話になりっぱなし

同じ姿勢を続けていられないので痛みを堪えて

立ったり座ったり大騒ぎ。。。。。年齢を感じるお年頃

そんな時癒されている一枚の写真

写真家がお嬢さんを撮った珠玉の一枚

写真家の目線ではなく父としての目線

ファインダーを通して伝わる溢れる優しい眼差し

「頑張らなくて良いんだよ」

亡き父の言葉が聞こえたようで目元が緩む

人としての優しさってなんなのだろう

優しさ 強さ 忍耐

人は大切な何かをしっかり抱きしめていれば

どんな悲しいことも乗り越えていける

たとえちっぽけな思いであっても

そんな小さな思いをいつも抱きしめていれば頑張れる

それを思い出させてくれた一枚の写真

強い人でなくていい

優しい人でありたい

ぱん生地の前にはいつも真摯な思いで向かい合える一個人でありたい

凹んでないで 。。。。。頑張れ わたしです
2020-02-09 20:44 in | Comments (4) #

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