2017年3月22日 (Wed)

ゼンマイ仕掛け


畑の隅っこで見つけた四葉のクローバー

摘み取ってしまったら幸せが逃げていきそうだから

誰かに見つからないようにほかの葉っぱで隠して

ひとりで時々眺めに出かけた午後

雨上がりの空は青というより蒼

日高時間はのんびりゆっくり流れる風のようです

自分分析 ゼンマイ仕掛け人間

仕事に夢中になっていると時々ゼンマイが緩くなって思考力ゼロ

そんな時は全部ほっぼり出して外に飛び出す

近くを探索したり 車で15分飛ばしてカフェに潜り込んだり

そうこうしているうちにゆっくりゆっくりゼンマイが巻かれて

強く巻きすぎると故障するので90%巻かれたら仕事再開


姪の次男 一歳の誕生日 

この子も春の陽気に誘われて爆睡中です

2017-03-22 23:59 in | Comments (4) #

2017年3月19日 (Sun)

お祝いぱん



新潟の友人から嬉しいメールが届きました

「うちの娘 新潟大学に合格しました 
その節はいろいろありがとうございました
なんか報われた感じです 夫婦で涙が出ました」

三年前 埼玉に転居したばかりの頃

お嬢さんが高校に行かなくなり 学校の先生方との話し合いも難航

担任の教師と喧嘩までして子供さんの意志を尊重されたご夫婦

何も言わずに見守ることの辛さをお聞きしてましたが

1年後予備校に通われているとのお話

その後を案じておりましたが

難関の新潟大学合格にもらい泣きしてしまいました

今までは陣中お見舞いの粉粉ぱんのお届けでしたが

このたびは サクラサク 

お祝いぱん作りをさせていただきました

見守る事 突き放すこと 心配ないよと抱きしめること

辛い日々を乗り越えられた先の喜びのお福分けをいただいた日

心からおめでとうを粉粉ぱんに託して送ります

いつも粉粉ぱんを食べると元気が出ますと励ましていただいたお礼です

あきらめないで一歩前に踏み出すこと

涙と勇気におめでとうです
2017-03-19 16:18 in | Comments (4) #

2017年3月16日 (Thu)

お弁当箱ごはん



炊飯器のない我が家では夜ごはんに毎日お鍋で一合のお米を炊きます

一合で四杯分のごはん

お米をといで30分浸水 

火にかけ沸騰したら弱火で10分炊き 蒸らし10分

蒸らし終わったらすぐにお櫃に移す

我が家のお櫃は曲げわっぱのお弁当箱

炊飯した一合がちょうど入るサイズ

金具が一切使われていないので

残ったご飯はお弁当箱に入れたままレンジで温め可能

三根山農場の長津さんちのぴかぴか新潟米越ひかり

お弁当箱の中で冷めてもつやつや光っていて

翌日の朝食までほっこりぬくぬくお休みタイム

二か月に5キロ 長津さんから届く宅急便

新潟を離れてもやっぱり恋しい故郷の味です


2017-03-16 00:44 in | Comments (4) #

2017年3月13日 (Mon)

コツコツ コツコツ


毎日の暮らしはコツコツの積み重ね

一見無駄のように見えることも

たくさんの引き出しの一段に積み重なることを教えてくれるぱん作り

季節によって 気温によって 湿度によって 作り手の心持によって

味が少しづづ違ってぱん作りの楽しさと難しさを味わいながら

喜んだりへこんだり 一喜一憂

ぱんのレシピに書き加えられるデーターも足したり消したり

得意なこと 不得意なことの仕分けをしながら暮らしを紡ぐ



本日のおやつはサツマイモチップ 


朝食用のケーク・サレ(甘くない食事向きパウンドケーキ)も焼き上がり

カーテン越しの暖かな陽ざしに誘われてコックリコックリ

明日もいい日でありますように
2017-03-13 00:25 in | Comments (4) #

2017年3月8日 (Wed)

引っ越し記念日



引っ越した記念に植えた水仙 今年も小さなつぼみをつけました

2014. 3.11 新潟と高崎の県境までの関越高速道路は猛吹雪

越後川口から関越トンネルまでの区間を

除雪車に先導されて30キロのスピードで運転しながら強行突破の山越え 

吹雪で5メートル先がやっと見える程度の悪天候 

雪のない暮らしに慣れてしまっても

吹雪の山越えは忘れることが出来ない引っ越し記念日

あの日から3年

眩しいほどの陽の光の中で穏やかに暮らせることを感謝する日です


きょうのおやつはチーズケーキ

クリームチーズ、サワークリーム、グラニュー糖、卵、薄力粉、レモン汁

全部フードプロセッサーに入れて混ぜ合わせ

170℃のオーブンで45分 湯煎焼き

おうちおやつは簡単が一番

甘酒にあうおやつです


2017-03-08 21:10 in | Comments (4) #

2017年3月6日 (Mon)

暮らしを紡ぐもの



身の回りの整理をしながら気持ちも一緒に整理中

残すものと手放すもの

これからどういう暮らしをしたいのか

迷う自分に問いかける

残るべきものは残るはず

先を急がすゆっくりゆっくり

今の暮らしに必要なものはそんなに多くはなかったこと

改めて気づく暮らしのかたち

古くなって見た目が少々悪くても共に暮らした愛着品

少々くたびれた古いコップも共に旅した宝物

晴れの日は日陰で愛蔵本の日向ぼっこのお付き合い

日高暮らし 晴れ のち 曇り のち 風 


朝日がカーテンの隙間から入る頃

昨夜仕込んだぱん生地のご機嫌伺いしながらのお茶時間です
2017-03-06 00:01 in | Comments (4) #

2017年3月1日 (Wed)

雨音



久しぶりの雨音を聞きながらぱん生地仕込みの夜

今週はぱんの焼き色を試行錯誤

上の画像から順にオーブン温度

200℃ 15分  180℃18分 焼成33分

200℃ 10分  180℃25分 焼成35分

200℃ 10分  180℃30分 焼成40分

200℃ 12分  180℃30分 焼成42分

焼成時間 2~3分 程度の違いでも焼き色が少しづつ違って

油断をすると焦げてしまうのでそこは慎重にオーブンとにらめっこ

味に大差はないけれどやはり見た目も大事

美味しい色を見つけるのも作り手の仕事

ぱん作りはなんだか理科の実験みたい

真夜中のひとり言です
2017-03-01 23:46 in | Comments (2) #

2017年2月26日 (Sun)

窓辺の景色



朝日が差し込んでガラス瓶がキラキラ輝く朝

もうすぐ日高にも春の訪れ

沢山あったガラス瓶もお気に入りだけを残して手放し

画像の左の大きなものは姪にせがまれてまもなくお嫁入り

ガラスに魅せられてステンドグラス作り25年

転居の際に沢山の作品も新潟の友人宅に飾ってもらい

手元にあるのは ランプ 二個  鏡 二個

作品作りに没頭した遥か遠い時間が懐かしい


春一番に着たい真っ白なブラウス

仕事着も普段着も白は大好きな色

ぱんの修業時代、師匠から着用を指示されたのは白綿のコック帽にコック服

今はコック服は着ませんがぱん作りの際には年中必ず「綿」か「麻」の白い服

白は心をしっかり引き締めよと無言の戒めの色なのかもしれません
2017-02-26 20:46 in | Comments (4) #

2017年2月22日 (Wed)

ここに隠れてます



毎日キッチンで活躍してくれるバットたち

すぐに取り出せるように置き場所は電磁調理器についているグリルの中

お魚やグリル料理に使う場所ですが我が家では使ったことがありません

理由は単純に掃除がしにくいから 。。。。。 

焼き魚や野菜のグリルはミニグリルパンで事足りてるので

あえて掃除がしにくい付属のグリルは必要がありません


代わりにバット 栓抜き  鍋掴み  ミニおろし金 など

細かいキッチン用品もすべてがここに収まって行方不明になる事もなく

ごく一般的なキッチン引き出し二個分にも匹敵する隠れ場所

キッチンが狭ければ狭いながらになけなしの知恵を絞って

小さな暮らしを助けてくれる空間になってます
2017-02-22 19:10 in | Comments (4) #

2017年2月19日 (Sun)

本日のレッスン



ひよこ豆を圧力鍋で煮込んで汁ごと一晩冷蔵庫で休ませ

翌日ひよこ豆と玉ねぎ、人参を粗みじん切り、野菜ジュース ローリエを加え

とろ火でコトコトゆっくり鍋で煮込み30分

化学調味料無添加のカレールーを加えて水分を飛ばしながらさらに30分

出来上がった餡をもう一晩冷蔵保存

12時間発酵させた生地にたっぷりカレー餡を包み込んで二次発酵

表面に溶き卵をぬり

食ぱんをフードプロセッサーにかけて作ったぱん粉をトッピング

180℃のオーブンで焼成15分

あつあつの焼きカレーぱんの完成です

油で揚げていないのであっさり味のカレーぱん

焼きたてのカレーぱんをさっそく試食の皆さん達

手間をかけた分だけ達成感100%

本日のごちそうさまにほっと一息

心もお腹も満ち足りた一日でした
2017-02-19 21:32 in | Comments (6) #

Page 71/125: « 67 68 69 70 71 72 73 74 75 »