2021年2月10日 (Wed)

くるみのカンパーニュー



ご近所さんからの依頼で昨夜から仕込んだ粉で

くるみのカンパーニュー作り


ナンブ小麦  自然塩  ホシノ丹沢天然酵母  アルカリイオン水

「生地材料」はこれだけ

生地を捏ね、 「20℃」 の発酵器で1回目の発酵12時間30分

やっと成形出来る「白生地」の出来上がりです

出来上がった生地にローストした胡桃を包み

バヌトンという専用の型に入れ 

中心に火通りを良くするためにクープ(切り目)

2回目の発酵

「33℃」で45分(その日の気温 湿度によって時間は変わる)

230℃のオーブンで15分

温度を200℃に下げて10分  

様子を見ながら温度を180℃に下げたり上げたり

カンパーニュの焼き上がりです

ナンブ小麦  自然塩  ホシノ丹沢天然酵母  アルカリイオン水

この材料だけで作るシンプルなぱん

食ぱん  カンパーニュ  田舎ぱん  フランスパン


「白生地」が1番手強い永遠の課題ぱん

でも

作っていて1番楽しく

1番美味しいぱん

毎回仕込んではハラハラドキドキ

夢のあるばん作り

ぱん生地と喧嘩しないようにご機嫌を伺いながら

今夜もぱん生地を捏ねています

2021-02-10 19:54 in | Comments (2) #

2021年2月8日 (Mon)

パルスオキシメーター



1ヶ月ほど前に看護師の妹から詳しいことも教えられないまま

「パルスオキシメーター」の購入を勧められたものの全くの知識欠乏

今まで病院でしか見たことが無く

何に使用するのかわけもわからずに

とにかく注文 。。。。。

その後

ここ2週間ほどの間に専門家やニュースで盛んに取り上げられて

コロナ禍では体温計と同じくらい必要なのだと知りました。

なかなか品不足で入手困難な状況でしたが

本日注文から1ヶ月経ってやっと届きました


「そもそもパルスオキシメーターとは」ネットで調べてみました


★ ★ ★ ★ ★ ★

「皮膚を通して動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を測定するための装置です。
赤い光の出る装置(プローブ)を指にはさむことで測定します。
 肺から取り込まれた酸素は、赤血球に含まれるヘモグロビンと結合して全身に運ばれます。酸素飽和度(SpO2)とは、心臓から全身に運ばれる血液(動脈血)の中を流れている赤血球に含まれるヘモグロビンの何%に酸素が結合しているか、皮膚を通して(経皮的に)調べた値です。プローブにある受光部センサーが、拍動する動脈の血流を検知し、光の吸収値からSpO2を計算し表示します。」

★ ★ ★ ★ ★ ★

わかったような わからないような

後でゆっくり妹に聞くことにして

まずは説明書を  。。。。。  これまた難解 Maid in China文字

コロナ感染者の方が自宅療養中に病状が急変される方が急増との事

パルスオキシメーターで数値を時々確認の必要

備えあれば憂いなし。。。。

近々 妹から「必要最低限の自宅での医療知識」を学ぶことに

理解できるかどうかはさておきまして

みなさまもどうか「ご自分の身はご自分で守る」が鉄則

コロナ禍であっても助け合いの気持ちを忘れないで

がんばれ  。。。。。   わたしたちですね。
2021-02-08 13:29 in | Comments (2) #

2021年2月3日 (Wed)

バゲット ヌーボー




バゲット ヌーボー(国産大麦粉)ぱんの試作をしています

岩手県産ナンブ小麦に「国産大麦粉」を 10% 〜 20% 加え

それに対して水分を 55〜60% 1% づつ増やしての試作

食ぱん   バケット  丸ぱん

作るぱんによって  

水分量  発酵時間  成形

全て違うので「手強い粉」ですがやっていて楽しい粉です

ただ問題が一つ

香り高いナンブ小麦の「香り」が激減するのです

もともと「ナンブ小麦」は扱いにくい粉で

気温 室温  湿度  によって

水分量  発酵時間  成形  が違ってきますが

扱いにくいを払拭しても作りたい香りの良い粉ですから

キッチン工房 粉粉では

全てのぱんをナンブ小麦で作っています

国産小麦は高価なので

同じ国産小麦でも

安価な小麦とミックスして使用のお店も多いと聞きました

殆どのお店では安価な外国産の小麦を使用

わたしが高価でもナンブ小麦にこだわっている理由は

香りが良いというだけではなく

故  伊藤幹雄先生の遺言とも思われる

「ナンブ小麦」を使いなさい
ナンブ小麦の 味  香り  は何にも勝る粉です

このお言葉を 

先生のご意志を

忘れてはいけないという思いのぱん作りです

とはいうものの 挫折  迷い  へこみ  は日常茶飯事

毎日が自分との戦い

「見栄は人に張るもの」ではなく 「自分に張るもの」

大丈夫  大丈夫 はおまじないの言葉

ゆっくり ゆっくり ぱん作り時間をたのしんで

君ならやれるよ。。。。。がんばれ わたし
2021-02-03 09:23 in | Comments (2) #

2021年2月1日 (Mon)

特訓中

姪がシンプルな 「丸ぱん」 に挑戦

手ごねから発酵、丸め、焼成までライン授業


最初は何処をどう褒めたらいいのか頭を悩ませながら


褒めてやる気を出させるか

正確な見た目を伝えるべきか

ここは身内びいきは本人のためにはならない。。。。と判断

ダメ出しの連発

ところが度重なるダメ出しにもへこむことなく

毎日送られてくるライン画像



ダメ出し中盤の画像




本日 挑戦 8回目の画像に80点つけました

なぜ➖20点かの質問に

半日、本人に考える時間を設けてみました

「わかった。。。。」

ばんの間隔を空けなかった!!

答えは 正解です

ばんとぱんの間に隙間を開けなかったことで

火通りが悪く焼きムラが出来てしまったのです


なぜなのかを教えるのは簡単ですが

敢えて本人に考えてもらう事も大切なレッスン

それにしても

 「しつっこいくらいに丸ぱんに食らいつく」

根性に脱帽です

姪がどのくらい頑張れるのか

はたまた根を上げて降参するのか

根比べのぱん作り時間です
2021-02-01 17:30 in | Comments (2) #

2021年1月28日 (Thu)

蒟蒻効果




友人が  軽度の「糖尿病」 と診断され食事制限中

それに加えて  

「お肉嫌い」 「お料理苦手」 

等々 好き嫌いが多い 〜 困ったちゃん

側で聞いていても お気の毒 。。。。の一言

見るに見かねてスーパーに行くたびに

「糖質OFF」 で友人が食べられそうな物を物色

このパスタ カロリーも低く味も普通のパスタと遜色なし
(しっかり味見しました)

歳を重ねてあちらこちら繕っての暮らし

そういうわたしもそんな暮らしに嫌でも突入

悩んでいても悲しいだけ

楽しい事を考える事が最優先 。。。。

先の見えないコロナ禍    外出自粛   

明日 何が起こるかわからない暮らしだからこそ

悲しいを楽しいに変える力を蓄えたい

いまできる事を一つづつ。。。がんばれ  わたしたち。


2021-01-28 10:23 in | Comments (2) #

2021年1月25日 (Mon)

ぱん作りの指針




わたしのぱん作りの指針であるこの言葉

ぱん作りの道に迷いそうになった時

この言葉に幾度助けられたことかわかりません

「甘いふかふかのぱん」を作ることは容易いし

どなたにも喜んでいただけるのは必定

それを敢えて引き算するぱん作り

安価で沢山の農薬を使っている

外国粉を使えば販売の原価も下げられる

恩師  故 伊藤 幹雄はお目にかかる度に

「農薬が使われていない

ナンブ小麦(岩手県産)で作りなさい」と仰いました

ナンブ小麦は季節によって使う水分量も違う

とても手強い中力粉に近い強力粉

先生のレッスンでは

最初からこの粉を渡されましたから

他の粉との相性を考えたことがありません

ナンブ小麦は決して安価では有りませんが

国民食である 「炊き立てのご飯」に近く

粉の香りが素晴らしいと思っています

昨日も  今日も  明日も

ぱん生地と仲良し暮らし

沢山のノートに書いた「指針の言葉」

支えられて  励まされて  慰められて

ぱん作り時間の中で暮らしています
2021-01-25 19:25 in | Comments (2) #

2021年1月20日 (Wed)

ゆっくりのおまけ



ずっと以前に壊れてしまった  「手回しミル」

岩塩 と ペッパー ほとんど入れ違いにお別れでした

無ければ無いで次の  「素敵な出会い」 まで待つ事に。

以来  ちょっと困った。。。。から、

最近は 本当に困った。。。。。に


この度 新しくキッチンの仲間入り

「電動」というおまけ付きの ミル

蓋の上にあるボタンを押すと

今までガリガリ手回しでやっていたのが

一瞬のうちに好みの荒さに。。。。びっくり楽しい名脇役

驚いたのはもう一つ 。。。。一本のミルに単4電池6個 ✖︎ 2本

きめ細かい粉砕はこの圧倒的な電池力

思わず笑ってしまいました

何はともあれこれからキッチンでなくてはならない 岩塩&胡椒ミル

佇まいも心なしか威張っている気がします
2021-01-20 16:28 in | Comments (2) #

2021年1月18日 (Mon)

生きているぱん作り




故 伊藤 幹雄先生一周忌

出版された3冊の著書

17年前先生の一冊めの著書の出会いで

人生の方向転換のきっかけをいただいた

長年 食に携わって来て

食品添加物(イーストフード)、バターの替わりにマーガリン

合成着色料、保存料


ぱん作りにこれらの物が本当に必要なのだろうか


そんな疑問を持ちつつ進むべき道を見失いそうになっていた

先生に初めてお会いして

「今までのキャリアを全部捨てる覚悟があるのか」の問いに

「はい  先生のもとでぱん作り一からを学ばせてください」

後先考えずに思いが言葉になっていました

新潟から東京町田市まで 

新幹線、小田急線と乗り継いで往復6時間

朝自宅を出て帰宅は夜10時過ぎ

そんな暮らしが6年

先生とワンツーマンの授業

怖かったけれどぱん生地に対する優しさのあるぱん作り

『 ぱんは 
粉 と 酵母 と 塩 と 水
それ以外に材料を出せば出すほどまずくなる 』

⚫️レイモン.カルベル氏の言葉
(日本で初めてドンクにフランスパンを伝えた人)


先生はその言葉を生涯貫かれ

生きているぱん作りをわたしたちに教えてくださいました

時々道に迷いそうになると

先生の著書を前に「初心に帰る」事の大切さを教えていただきます

天国の先生 !!

お別れしてから1年

粉粉ぱんも作り手も頑張ってます。
2021-01-18 10:59 in | Comments (6) #

2021年1月13日 (Wed)

ご縁


(花子さんの店内のデスプレー画像をお借りしました)


ぱん屋時代から 「粉粉ぱん 大好き」と仰ってくださる

「東京世田谷の花屋  花子さん」とのお付き合いも12年

いつも花子さんのキリリとした中にも

優しさを含んだアレンジ花たち

ご夫婦のお人柄に惹かれて長年の大ファン

毎年11月には

クリスマスリース兼お正月飾りを注文していますのに

昨年はバタバタ続きですっかり忘れてしまい

クリスマス間近に気が付いて大慌て

にもかかわらず1月2日ブログにアップの

素敵な松飾を作ってくださいました


粉粉ぱんが紡いでくれたご縁の輪

いままでも

これからも

真摯にぱんと向かい合う暮らしを大切に

そんな思いの年明けでした

2021-01-13 13:10 in | Comments (2) #

2021年1月11日 (Mon)

お片づけ

狭いキッチンを効率よく使うために

物の必要最低限の数を絞り、使ったら元に戻す

当たり前のことながらこれを続けさえすれば

キッチンにいる時間が楽しくなる

見ていて楽しいキッチンから

物を表に出来るだけ出さないキッチンへと意識改革

ぱん作りのお道具がキッチンの半分以上を占めているので

残りのスペースをどう使うかを日々思案



電磁調理器横の小スペースはお料理に使う5種類の塩置き場




グリルは使わないので

調理に使うバットや菜箸やお鍋の取手置き場




その下の扉の裏側にフックを取り付けターナーの吊り下げ場所に

たったこれだけの事で

少しは雑多に見えなくなった気が  。。。。  独り言です


持っているお鍋は炊飯用と煮込用

ストーブ鍋   14㎝  16㎝   18㎝

テファール鍋ステンレス仕様入れ子式4個

ル・クルーゼ鍋 20㎝ 楕円形 24㎝  と  圧力鍋

こうして書き出してみると仕事がらみとはいえ多いけれど

これでもこの一年で持っていたお鍋の半分は断捨離

全ての持ち物を  「見える化」に

おうち時間のやりくりを楽しんでます
2021-01-11 09:27 in | Comments (2) #

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