わたしが教えを乞うた先生方からレシピというものをいただいた事がありません
フレンチの中島 有香先生のレッスンは口頭で材料&作り方の説明のみ
ピッコリーノの伊藤先生のレッスンは小さなメモに材料のみ
必然的に先生方の話すことに全神経を集中させてメモを取る
そのメモをもとに自分の言葉で自分だけのレシピを作る
最初は戸惑ったけれどそれがとても大きな力になり
書き留めたレシピは自分の財産になることを教えていただきました
basic recipe
advance recipe
粉粉のoriginal recipe
ぱん作りからお料理まで多岐にわたる総てのrecipeは
B6サイズの情報カードを活用
材料の配合 長時間発酵後の分割、2次発酵の目安 焼成の温度 だけの簡単なもの
そこに不要の文字は入れない 工程の全てを考えながら作る
沢山のCardも必要に応じてすぐに取り出せるので
ぱん教室の生徒さんにもお勧めしている整理方法
カードの裏にpointも書き込めるので煩雑にならない
受け継がれるものはぱん作りだけではなく生きる指針も財産
下記は伊藤先生が書かれた記事からの抜粋です
「ぱん作りは足すことで分かりやすい味にするのではなく 最低限まで引くこと
安全性の高い材料しか使わないからこそ出せる本当の天然のおいしさ
それがピッコリーノの目指すぱん
身体が喜ぶものは舌も美味しい
残留農薬の基準があいまいな外国産小麦や
心臓疾患のリスクを高めるトランス脂肪酸を含む
マーガリンやショートニング一切使いません
赤ちゃんから大人まで安心して食べられ
どんな人をも元気にさせるそんなぱんを作っていきたいと思います」
師匠の言葉をしっかり心で受け止めて
幸せぱんの作り手を目指して今夜もぱん生地と仲良し時間です