2009年3月9日 (Mon)

75点の暮らし




100点満点の暮らしよりも-25点の暮らしがいいな~☆
こんなふうに書くとカッコイイみたいですが本当は「頭隠して尻隠さず」が日々の暮らしの現状です 笑

一生懸命頑張ることも大切だし、やったことを確認して反省も必要だぁ(反省ばっかの日々ですが シュン)、でもねともう一人のわたしは結構天の邪鬼。
人間を長くやっていると自分に出来ることと出来ないことが必然的に出てくるわけで・・・・・

友人に裁縫の大得意な人がいます

梅干し ラッキョウ 漬物 ジャム、それはそれはまっことプロ顔負けで作れる人がいます 

家の中をくるくる回りゆるりいこごちのいい空間を作るのが得意な人もいます

そこえいくとわたしは・・・裁縫苦手 保存食苦手(というより作ったことがありましぇん)、家の中の整理整頓も気が向かないとやりません(キッパリ)。
だけどだけどパンだけは作りたいのです・・・・食べるよりも作るほうが120%大好きです。
その次に好きなのがすり鉢をすることです(パンとの関連性ゼロですが)。

凹んだ時、嬉しい時、な~にも考えたくないときこのすり鉢をゴリゴリやるのがめっぽう楽しいイベント?になってます(超安上がりなストレス解消法です アハハ)

元来食いしん坊の母に育てられた娘ですから食べ物とちゃんと向かい合っていたら少々のことではヘコタレナイって思ってます。
自分に点数をつけるとしたら50点ではあまりにも可哀想だからおまけで+25点~のしめて75点♪
毎日の暮らしもパン作りもどんなに100点目指しても-25点になってしまうけれど まっそれが自分らしいなって妥協ではなく認めてます~まっそのほうがとっても楽ちんですから。

さてさて今夜は工房の材料からおこぼれをちょつといただいて「小松菜の胡桃和え」を作りましょうか。
すり鉢の力ってまっこと偉大です ← 一家にひとつすり鉢を常備しましょう(誓ってこっそりどこかから袖の下はいただいておりませぬ 笑)


2009-03-09 13:26 in | Comments (4) #

2009年3月6日 (Fri)

石橋を叩いて渡らない



石橋を叩いて渡る・・・・そんな慎重さも大切だけど
石橋を叩いて渡らない・・・・そんな生き方も大切
ネットのお友達で元獣医師のゆうさんが「僕は石橋を叩いて壊す男です」と
書いていらしたのを思い出して笑いました。
出る釘は打たれる、打たれるならまだいいほうで出すぎると抜かれますよね 

毎日凹んだり笑ったり、糸の切れた凧になったりと
ゆるゆる生きている私に広島からいつもわたしを応援して下さる
旅人さんからこんなメールが届きました。


キッチン工房 粉粉の営業許可が無事に下りておめでとう。
「小笹さんの言葉を借りれば
“私たち人間は、死に方は選べないけど、
死ぬまでの生き方は自分で選べると私は思っている”
本当にその通りだと思います。
けいは「自分の人生をしっかり自分で生きている」
そんな感じがしてとても誇らしく思っています。☆

どんな時でもそっと背中を押してくれ、
信じる道を生きろと言ってくれた友人の言葉が嬉しかった。

また尊敬する人生の大先輩からは
「お金をいただくということは大変なことです

 でも一人でやるのだから自分で責任をとればいいので考えようによっては楽ですよ。
マイペースで楽しくやりましょう」と激励のメールをいただきました。

わたしが作りたかったパンは決して売れるパンを作ることではなかったはず、

初心に帰ることを教えていただけたメールです。
ちっちゃな工房で「けいの作るパンが一番美味しい」と言ってくれた母が
喜んでくれるパンを作り続けた

苦手なものは沢山あるけれどパンのクープ入れが一番苦手、
まだまだ殻から脱皮できない未熟者。
廻りのみな様~毎度お騒がせしております 笑
2009-03-06 21:10 in | Comments (6) #

2009年2月26日 (Thu)

ゆるゆる日和



昨日めでたく「保健所の検査」が終わり無事営業許可がおりました~☆
申請の図面を基に工房内の設備点検を比べながらの検査です・・・でガスコンロの位置で止まって「あらら ガスではなくて電磁調理器に変更でしたか」「うん これは綺麗でいい いいですねぇ」、何故変更だったのか「沈黙は金」です 笑

かくして新潟一、いえたぶん日本一ちっちゃなぱん工房「みちくさサロン キッチン工房 粉粉」の誕生で~す みなさまこれからまたまたお世話になりますがどうぞ御贔屓に ペコリ 

保健所の職員の方もとても優しそうな方でして(年配の)細かいことは一切抜きで
「あぁ いいですね これでいいですよ」~これで検査は終了です 今日から営業されてかまいません・・・いつから始められますか? 「未定です~」「そうですか 今の時代不景気でどんどんお店が潰れていきますがどうか頑張ってくださいね」「?????」励まされているのか脅かされているのかさてどっちでしょう 笑

帰り際入口で真剣な面持ちでこう言われました。

「ご存じでしょうが 食べ物を扱う仕事は人の命を預かる仕事です くれぐれもそれを忘れないでくださいね」

「はい 心してやらせていただきます」 

「みなさんがみんなあなたのように思ってもらえればいいのですが忙しいのでしょうがいつしかそれを忘れてしまうのですよ」

この職員の方の言葉が心に染みた。
お店が大きかろうと小さかろうと思う気持ちはたった一つ「嘘 偽りのない丁寧なぱん作りを続けていこう」の思いを改めて軟弱な自分の心に刻む。

4月4日のオープンまで一か月余、ゆるゆるとマイぺースながら「粉粉ぱん」を作り続けよう。
一週間に一日、それも二時間だけの「みちくさパン屋」、友人以外来てくれるお客様はいないかもしれない。
予約もお取り置きも出来ないちっちゃなぱん屋だけど手を広げないで楽しんでやれたらいいなぁ~ちょっびり高めの値段設定ですがとことん自分なりに材料にはこだわって三種類くらいショーケースに並べられたらいいなぁです。

2009-02-26 01:14 in | Comments (14) #

2009年2月16日 (Mon)

温温(ぬくぬく)お茶コーナー



外気温1℃、室温20℃の午後の工房です~☆
今日はこれからカーテン屋さんとの打ち合わせ・・・ブラインドにするか二重のロールカーテンにするのかまだ決定出来てません 悩。

工房の西側は午前中は電気が必要のないほど明るいのですが午後は一転して西陽があたってとても眩しいのです。
ホームセンターで突っ張り棒を買ってきてリネンのクロスを掛けたりもしてみたのですがどうもしっくりきません 悩
とりあえず専門家の意見も聞いてみなくてはということで大工さんにSOS。
あとは火災報知機取り付けも 大工さん~忘れてますよぉ 笑

工房の看板は出来るだけ目立たないようにと階段の上がり口に小さな手書きのプレートをかけましたがドアの目隠し(ガラスのドアなので)兼用で真中にくり抜き文字のシールをということでおなじみの看板屋さんに電話して来てもらうことに。

とりあえず考え付くことは全部考えたかしら~頭隠して尻隠さずののわたしですからどなたか気が付きましたら教えてくださ~い(声を大にしてお願いします 笑)

睡眠時間8時間、お茶タイム2時間のゆるゆる暮らし。
まずはお茶コーナーを作らなくては・・・工房の片隅のコーナーのお披露目です♪
カウンターの下をするすると引き出すとカップが出てきてまっこと便利な設計になっております(ばか便利・・・新潟弁でとっても便利)

何はなくてもまず一杯のお茶、ささっどうぞ ざうぞ中に入ってゆるりとお茶を。
 

2009-02-16 14:12 in | Comments (12) #

2008年8月18日 (Mon)

キッチンハーブ



土を入れたら50キロはゆうにあるコンテナ12個は管理も難しく、みちくさ菜園は風のために野菜は育つには育ったものの労力が続かなくて遇えなく撃沈~
バルコニーのハーブコンテナを全部降ろして近くのハーブガーデンに貰っていただきました~☆

代わりに玄関脇にキッチンで頻繁に使うハーブを植えました♫
ローズマリー、イタリアンハーブ、チャイブ、ミニトマト、紫蘇、トウガラシ、バジル、パセリ、ミントなど毎日収穫しては楽しんでます。

朝食のオムレツに添えたり、ランチのプレートのお皿の空きを埋めてくれたり、質素な夕食をちょつぴり豪華に見せてくれたり、ティータイムにはハーブティーも簡単に出来てしまいます。

ほしい時にすぐに手が届く場所にあるってなんだか嬉しくて・・・・ついつい沢山収穫してしまいコップにさして香りも楽しみ目にも優しいキッチンハーブ。
山椒だけはちょっと目を離したすきに虫さんに攻撃されてしまい可哀そうでした・・・・ごめんね。 
2008-08-18 03:05 in | Comments (8) #

2008年8月11日 (Mon)

ゆるりベストと野菜箱



ネットでお友達になった毛糸だまさんからお願いしていた麻のベストとお揃いのポシェット、毛糸だまさんの畑のぴっかぴっかの元気野菜が届きました~☆
毛糸だまさんは沢山のお教室を抱えて大勢の生徒さんを指導されていらっしゃる「超多忙で有名なプロの毛糸作家さん」。
手編みサイトHPのブログhttp://amakoto.blog58.fc2.com/で素敵な麻のベストを拝見して「是非作ってくださ~い」と無理やりお願いして編んでいだきました・・・これで三着目です♪

ブログでは毛糸だまさんがモデルで写真が載っていて少々不安・・・毛糸だまさんは超スリムで宝塚スター顔負けの美貌!! 果たしてわたしに着こなせるかどうかが心配~でも素敵だぁ☆
とにもかくにも着こなせるかどうかは後で考えよう~極楽トンボ。
勝手に「ゆるりベスト」なんて名前をつけて毛糸だまさんごめんなさい 爆

多忙な仕事の合間に畑仕事・・・・ストレス解消とご本人はおっしゃいますが、いえいえどうしてどうして畑仕事もプロなのでした。

いただいたお野菜に梅干に紫蘇ジュース、しっかりいただきました 美味~
いいお友達に出会えたわたしはとっても幸運、でも毛糸だまさんはきっとこの忙しいのにまたぁと思っていられるかも あはは。
袖擦れ合うも何かの縁(擦りあっていな~い 笑)と諦めてくださいね 毛糸だまさん♪
2008-08-11 23:07 in | Comments (2) #

2008年4月30日 (Wed)

幸せの時間




ゴールデンウィークの始まり~☆ですね。

相変わらず「粉粉」のキッチンでは25キロの粉が入った大きな大きなカートにこれたま大きな計量器がど~んと大きな顔をしてのさばってます 笑

めでたく新しく購入したパン捏ね器の優秀なこと・・・さすがプロ用 偉い♪
今までは500gの粉を何度も何度も捏ねては次の生地~捏ねては次の生地と酷使するもので機械が *熱いよぉ*と悲鳴を上げていたのに無視してました ゴメンねぇ

今度の機械は一度に2キロの生地が捏ねられます 嬉や嬉や~
今までの4回分が一回で大量の生地が出来上がるのですからもう舞い上がってます。
ただしこれには落とし穴・・・・だって同じ生地が2キロということは同じパンしか作れないって云うこと「爆」もんです。

チーズを入れたりシナモンをまぶしたり~ない知恵を絞って昨夜から仕込んだ生地がパンに変身したのがお昼過ぎ、食パンにしたら8本分で~す。

う~ん 我ながら美味しそうだ~~~ということで連休にもかかわらず友人にメールしまくるしまくる「パン焼けたよぉ」。
ん・・・何処からも返事が来ない ガックリ みんな出かけたんだぁ。

ところが待つこと1時間、これからとりに行くけどいい? 来て来て来て~
おともだちのみなさま、ご迷惑をばお掛けいたしましたm(_ _)mスミマセ~ン。

またまた仕込みに精をだして・・・えっもういいよって!! そんな冷たいことを云わないで 笑
2008-04-30 00:17 in | Comments (10) #

2008年4月13日 (Sun)

天然酵母ぱん




サロンのレシピを整理していて気がついた
わたしが作りたかったのは見た目も綺麗で形もいいパンではなく
安全で且つ国産小麦を使った「普段着のぱん」だったということ。
毎日の暮らしの中で磨り減っていく自分の中の優しさや心のゆとり、それを取り戻したい
それがわたしをぱん作りにに向かわせているのだと
ずっと長いことインスタントイーストを使ったパンを焼き続けて
粉の安全性と添加物の有無を疑問に思うにつれ
「国産小麦と天然酵母を使って優しいぱんを焼きたい」
ゆっくりゆっくり時間をかけて粉と水と塩と天然酵母で自分らしいぱん作りが出来たらいい
でもわたしの一番の苦手は成型、要はセンスの問題という壁に直面してかなり凹んだ 

天然酵母ぱんの魅力は焼きあがった直後の味が
翌日、翌々日と熟成されて味に変化が出てくるということ
これは粉によってかなり味が違う
硬くパサパサしていくのではなく味に深みが出てくるのを楽しみたい。

11年前、自宅でサロンを開いていた先生との出会いの日から
ずっとずっと頑張ってぱんを焼いてきた。
それが三年前ひょんなことから(書き出せば非常に長いのでそのことはまたいずれということで)
天然酵母ぱんと出会い人生の分かれ道
いまは 肩の力をう~んと抜けるだけ抜いて自分らしいぱんを焼きたい
まずはもっとのんびり生きなくっちゃあと自己反省
(力を抜きすぎると糸の切れた凧状態のわたしですが。

だけどだけど全部が全部、時間のかかる天然酵母ぱんではなくても臨機応変に
お食事ぱんは天然酵母を使い
ほっと一息のおやつぱんはインスタントイーストを使って
3時間で焼きあげるのもまた気分が変わって楽しいもの。
でもどちらのぱんを焼くにしても国産小麦と粗糖と水、バター、自然塩にはこだわって
ほっこり優しい「粉粉のおうちぱん」作りが一番わたしらしいぱんとの関係

おうちで優しい天然酵母ぱん作り・・・・
作るたびに喜んだり凹んだりまだまだ試行錯誤の繰り返し
ゆっくり楽しく美味しい繋がりの輪がすこしづづ広がって
ぱんの熟成と一緒にわたしも成長していきたい
形の悪さもトレードマーク~言い訳しながら今夜もオーブンは予熱中。
2008-04-13 23:49 in | Comments (6) #

2007年8月31日 (Fri)

ただいま奮闘中




友人から「うちの子 小麦アレルギーで大変なの」の電話を貰った。

最近よく耳にする小麦アレルギーについて調べてみると

かなりの子供たちがパン、うどん、お菓子に至るまで食べられなくて

ひどい子供は学校の給食すら食べたくても食べられなくてお弁当持参とか。

一度みんなと同じ様に給食が食べたくて

「鯵のフライ」を食べて帰って来て顔中真っ赤な発疹だらけ・・・

鯵のフライに使った小麦粉が原因だったそうです。


そんな子供たちに何とか美味しいパンを食べて欲しくて

最近「米の粉」を使ったパンの試作に奮闘中。


出来れば新潟産の米の粉と有機天然酵母を使って作りたい

まだまだ勉強しなければならない課題も多いけれど

歯が悪くて固いパンは食べられないお年寄りにも

美味しいといって食べていただけるかしら

試行錯誤を繰り返しながら

やっと涼しくなったキッチンで大量の 粉 粉 粉 の日々です
2007-08-31 13:58 in | Comments (5) #

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