2016年1月11日 (Mon)

物語



断捨離提唱一人者 やましたひでこ氏の著書の抜粋から

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断捨離とは ヨガの 「断行」「捨行」「離行」の頭文字をとった言葉です
執着を手放すための三つの「行」を片づけという手法に落とし込んだものです
つまり 片づけを通して自分の執着を見つめなおし 
手放していくことを「日常の行」としてやってみませんかという提案です
実際 ほとんどの人は過剰にモノをもちすぎており 
まずはそれらを手放すことが断捨離における "通過儀礼" でもあります
ところが一方で あるジレンマが生まれるようになりました
「捨てる」 ことに執着する人が多くなってきたのです
とにかく捨てて モノを少なくすればいいという考え方です
「モノが捨てられない」と悩んでいると思ったら
今度は「モノを捨てなくちゃ」と悩み始める
モノに執着するか 行動に執着するかの違いで
どちらも執着していることに変わりはありません
それぞれのお気に入りたちには物語があります
だだどんな物語であってもひもといていくと自分自身が見えてくる
これぞモノを通じて自分を知る「断捨離」の醍醐味です
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モノを通して自分を知る  なるほどなるほどです
 

我が家に仲間入りをした物たちにも
わたしの知らない物語があるとしたら なんだかわくわく

断捨離 。。。。。 多分わたしの一生の宿題のような気がします 


今週の粉粉ぱんは ご褒美おやつのレーズンアーモンドぱん
たっぷりのレーズンが弾けるように乗っかってます
美味しいのですが 体重にはとても危険な粉粉ぱんです
2016-01-11 00:29 in | Comments (2) #

2016年1月7日 (Thu)

蒸し器



ぱん教室の皆さんにお勧めしている蒸しぱん
寒いこの時期にはとても重宝の蒸し器
普段使いは18㎝の小さい物

お湯の入った小さなお鍋ごとテーブルへ
暫くはほかほか温かく
トースターで焼いたものとは別格の味

我が家では一段目にお野菜やウィンナー
二段目にぱんを入れて(ご飯の時もあり)10分ほど蒸します

蒸し器から上がる湯気に包まれていると
なんだか心まで ほかほか 
ちっぽけな悩みなんてどこかに飛んで
目の前の蒸しぱんに夢中

ぱんは冷蔵保存は禁物 乾燥してぱさぱさに
買ってきたら2〜3日は常温で
食べきれないときは冷凍保存です

そんな些細なことでも作り手にとっては気になるところ
生徒さんの中にはご存じない方もいらしたりなので
お伝え忘れないように気を付けてます

蒸したぱんは和食にもぴったりですので
是非是非お試しください
2016-01-07 03:06 in | Comments (4) #

2016年1月4日 (Mon)

華の目線先



華が真剣な顔で見つめている先はおせちの重箱
欲しい 何が入っているのか 欲しい 目線
でもあげない 絶対あげない 
ちょっといじわる 駆け引き目線を返すの母と娘のお正月
長閑な元旦の一幕です

日高の二度目のお正月
31日から元旦にかけて今年最初のぱん作り 
のんびりゆっくりぱん日和

昨日は2016年最初のぱん教室
生徒さんの「暮れからテレビも見ないでぱんを焼いてました」と
焼かれたぱんのお披露目に脱帽 
わたしより一枚うわての生徒さんに負けました

何事にも一生懸命のAさん 基本のぱん作りに手こずりながら
「ぱん作りが楽しくて 何事も基本が大事ですよね 頑張ります」
なんだか気合を入れられているのはわたしのようです


お年始に生徒さんが持ってきてくださったお紅茶
ラベルには粉粉の名前入り 
新年早々 びっくりぽんの嬉しい贈り物
たぶん いぇ 絶対に勿体なくて開缶出来そうにありません

今年もぱんと仲良し暮らしが始まりました
今までのレシピに足すもの引くもの頭の中を数字が駆け巡り
何を足して 何を引くのか 
まずはぱん生地と相談しながら手探り状態
生きているぱん生地を前に心意気を試されているような気がします
2016-01-04 01:03 in | Comments (2) #

2015年12月31日 (Thu)

年末のおいしいもの





いつもお米を送っていただいてる新潟の三根山農園の長津さんからお餅が届きました
また別の便では丹精込めて作られた干し柿の贈りもの

長津さんちの干し柿はよそでは味わうことのできない
ふくふくとして油断したら何個でも食べてしまいそうで怖いのですが
毎年楽しみにしていただく故郷の味です

新潟を離れてもこうしていつも美味しいお届けを頂戴し恐縮の至り
独り占めにしたら罰が当たりますのでお福分けをあちらこちにお届けを
そこでまた美味しい物をいただいて行きよりも帰りの美味しいが増えてます


収穫したばかりの無農薬野菜たち
瑞々しくしゃっきり さっそくサラダにしていただきました

ご近所さんからも 
ブロッコリー ほうれん草 大根 よかったら持って行って!!と
有難いお声かけをいただいて
遠慮はかえって失礼と勝手に解釈して有難くいただいてます

雪のない日高の暮らし 二度目のお正月
大晦日から元旦にかけて仕込む予定のぱん生地を新年早々試作焼き
新しい一年の始まりもぱん作りからスタートです

今年は母の喪中ですので皆様にお年賀を失礼させていただきます
天然酵母ぱん教室 キッチン工房 粉粉 にかかわってくださった皆様
沢山の美味しいをお届けくださいましたぱん屋時代のお客様方
本当に本当にありがとうございました
どうぞ良いお年をお迎えになられてくださいますように
2015-12-31 00:21 in | Comments (4) #

2015年12月28日 (Mon)

大きな贈り物



今年最後のぱん教室が終わりました
この一年 新潟から 神奈川から 川越から 入間から 狭山から 日高から 
「国産小麦天然酵母ぱん教室 キッチン工房 粉粉」に集ってくださった皆様
心と身体に優しいぱん作りを
どこまでお伝えすることが出来たのか自信はありませんが
楽しいぱん作り時間をいただきまして
本当にありがとうございました

新年は三日からお教室始め ご自宅で焼かれましたぱんをどうぞお披露目ください


クリスマスには新潟のぱん屋時代のお客様方から
素敵なアレンジメントと大好きなおやつを頂戴いたしました

どこにいてもどんなに遠くに離れていてもご縁は続きますよと
綴ってくださったお手紙が有難く緩い涙腺がさらにゆるゆる緩みました

いただきました沢山の温かなご縁にお応えする術はありませんが
日高の地でしっかりとぱんと向かい合って優しいぱんをお届けできるよう
ご縁を忘れないで暮らしていくことでお返しさせてください 

今年も残すところあと4日
一月に母を天国に見送り心にぽっかりと空いてしまった大きな空洞を
ぱん作りが埋めてくれました

歩いてきた道のりは足跡も見えないたどたどしいものでしたが
どんなに悲しいことがあっても何かに夢中になって生きられる幸せ
悲しみを喜びに変えてくれるような物作り人の夢
そんな夢の欠片をいつも持ち続けて
真夜中にぱん生地と向かい合いながら
我が家にお住いの 
酵母の神様 粉の神様 に手を合わせる深夜です
2015-12-28 00:53 in | Comments (4) #

2015年12月23日 (Wed)

クリスマスケーキ



「パティスリー ヨシノリ アサミ」の限定予約のクリスマスケーキ
妹 甥 姪 我が家と何とも贅沢な4種類のケーキの食べ比べ

フルーツをふんだんに使った3種類のムースケーキ
チョコレートたっぷりのロールケーキ
プレーンな生クリームケーキ
苺と苺ムースを巻き込んだ苺ロールケーキ

それぞれに味がしっかり違っていて本場フランスの味をみんなで堪能
一同初めての味にあれやこれやと大騒ぎ
クリスマスを待たずに空っぽの箱だけが大きな顔をして鎮座
美味しいはみんなを笑顔にしてくれる
慌ただしい年末もなんのそのみんなでぬくぬく幸せな休日でした


★ 本格フランスケーキのお店です ★ 
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パティスリー ヨシノリ アサミ
東京都豊島区巣鴨3-23-3 ハウス桃李1F 10:30~19:30 水曜休み
フランス・ストラスブールの老舗『キュブレー』で腕を振るっていた
ショコラティエ・浅見欣則(あさみ・よしのり)シェフの店。
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2015-12-23 23:50 in | Comments (2) #

2015年12月21日 (Mon)

命のぱん



人は命をつなぐ為に命をいただいて生きている
丁寧に作られたものを感謝していただく気持ち
ともすれば忘れてしまうそうな日常の中で
家族のために 友人のために お世話になった方々に心を込めてぱんを焼く

決して華やかではないけれどご縁を紡いでくれるまんまるぱん
ぬくぬく心を温めてくれる命のぱん 
そんなぱんの作り手になりたくてぱん生地と向かい合った沢山の時間

技量がたとえ乏しくても 道に迷うことばかりでも
何時の日か幸せぱんの作り手になれるよう夢の欠片を持ち続けたい
ぱんと出会って20年 まだまだ夢は遥か彼方
沢山の挫折と道に迷うことばかりだった
挫折から学んだ沢山のこと 優しいぱんつくり人を目指して
小さなぱんに夢を託して袋詰めする真夜中です


新潟と横浜のぱん屋時代のお客様から美味しいお届け物をいただきました
添えてくださったお手紙にほろほろ涙腺が緩みます
一個の粉粉ぱんが紡いでくれた温かなご縁
また歩いていける元気をいただきました
2015-12-21 00:37 in | Comments (6) #

2015年12月16日 (Wed)

豆ぱん



粉100%に対して仕込み水を1% ココナッツオイル1%づづ
足したり 引いたり の試行錯誤ぱん

入れなくていいものは出来るだけ入れない
材料の配合表をみながら 何を加えて 何を引くのか
そのたびにレシピを書き直し試作ぱん作り

生地から砂糖を抜いて豆の甘味をだしたぱん
日本茶と一緒にいただいても不思議に違和感がない

問題は入れる豆の量のさじ加減
沢山入れればいいというものではなく
少なすぎても味気ないぱんになる

真夜中にぱん捏ね器が回転する音だけが響く
どんなにやっても終わりは見えないぱん作り
いつもスタートラインに立ってゼロからのスタート

幸せぱんの作り手になれるにはまだまだ道のりは遠い
何事も近道などありはしない
ひとつひとつ手探りのぱん作り
そんな小さな暮らしの幸せ抱きしめて
明日も良い日でありますように
2015-12-16 23:52 in | Comments (2) #

2015年12月14日 (Mon)

新作ケーキ



東京 巣鴨の フランス洋菓子屋 「ヨシノリ アサミ」 の新作ケーキ
10月10日にオープンしたばかりの甥の店が心配で
義弟が時々出かけては売上に協力とケーキを買って届けてくれる

新作のフランボワーズとホワイトチョコ
ちょっびり大人味の贅沢ケーキ
苺のショーケーキもそのままでも美味しい苺をシロップでコーティング
おめかしした苺はしっとりスポンジと馴染んで口当たりも滑らか
マンゴームースも甘すぎず紅茶の味を損ねない軽さ

普段はお醤油団子大好き我が家
新作が出来るたびに暫くはケーキ三昧
クリスマスケーキも限定販売なので
一番ちっちゃいものを親戚よしみで割りこみ予約
買えなかったお客様 ごめんなさいです

それにしても妹夫婦 巣鴨から埼玉まで
沢山の焼き菓子やケーキ箱を抱えてご帰還
さながら ヨシノリ アサミ の助っ人もどき

甥が可愛くて仕方ない義弟はそんな苦労もなんのその
我が家は美味しいご相伴にあずかり体重が気になるこの頃です
2015-12-14 00:00 in | Comments (4) #

2015年12月10日 (Thu)

物の居場所



今週の仲良しぱんはオレンジピールとチョコチップぱん

ナンブ小麦100%に対して

オーガニックグラニュー糖2% 自然卵2% カルピス無塩バター3%

オレンジピールとオーガニックチョコチップをたっぷり使ったおやつぱん

お歳暮代わりに喜んでいただけるので毎年沢山作るぱんです


暮れのお掃除をまとめてするのが苦手なので

一日の終わりに重層水をスプレーして乾拭きで終わる我が家のキッチン

フックにかかっているのが普段使っているすべてのキッチン道具

収めておく引き出しもない我が家の苦肉の収納法

物のない暮らしに慣れてしまえばそれはそれでなんの支障もなく

暮らしを小さく 物は少なく 選んだ暮らしを快適にしてくれる

日高の冬支度 オイルヒーターが活躍する季節になりました
2015-12-10 00:10 in | Comments (2) #

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