2011年5月10日 (Tue)

福島の野菜



がんばっぺ福島便のお野菜が毎週キッチン工房 粉粉に届きます。

ひとつひとつの野菜に生産者からのメッセージが添えられて

「これからも福島で頑張ります」の文字に一緒にガンバローとひとり言。

みずみずしいキュウリ、柔かくすっと伸びたネギ、有機栽培のシイタケ

親ばかトマトと名付けられたすっごく味の濃いトマト、どれもこれも美味しい野菜たち。

お教室の生徒さんたちと箱を開けてその新鮮さに驚いてます。

心を同じくして生きられるってとても温かい、手を貸して下さった生徒さん達に心からありがとう。

凹んだり笑ったりの毎日ですが毎週「キッチン工房 粉粉」に来て下さる沢山のお客様

先週も一時間余りで売り切れてしまい、わざわざ来て下さったお客様申し訳ございませんでした。

今週も張り切ってぬくぬく優しいぱんを焼きたいと思います。

母の日に生徒さんからいただいたお花です。


  ★  今週の 粉粉ぱん ★ 

■ ゴマベーグル
■ 紅茶イギリスぱんとぱん
■ 豆ぱん
■ クルミぱん
■ 南瓜ロールぱん
■ クリームぱん
■ 塩ピザ
■ カンパーニュ
■ 食パン  
■ 田舎ぱん
■ フランスパン
2011-05-10 22:17 in | Comments (6) #

2011年5月3日 (Tue)

祈りのかたち 



20年以上前イタリアの小さな田舎町を旅した時出会って壊れないようにリュックで背負って

持ち帰ってきた「祈り」という名のリャドロ。

修道女の慈愛に満ちた眼差しとロザリオに込められた祈りの像をずっと工房に飾ってました。

このたびの悲しい震災に改めてこの修道女に心を打たれてます。

わたしたちに出来ることは少ないけれど風評被害で野菜が売れなという福島の野菜を食べ

普段通りの暮らしを営むことも復興への貢献

まだまだ辛い日々を送らなければならない被災地への思いを忘れずに粉粉も皆さんと力を

合わせて出来ることを探しながら祈りのかたちを見つけられたらと願っています。


     ★  今週の 粉粉ぱん ★ 

■ クルミ&カレンズクベーグル
■ いちじくとクリームチーズぱん
■ ウィンナーぱん
■ ピーナッツミニ食ぱん
■ チーズぱん 半斤型
■ キャラメルクリームロール 
■ 丸ぱん 
■ カンパーニュ
■ 田舎ぱん
■ フランスパン
■ 食パン
2011-05-03 16:08 in | Comments (2) #

2011年4月26日 (Tue)

祈り


お客さま、友人、ぱん教室の生徒さん、皆さまからお預かりしましたご寄付と粉粉の売り上げの一部を

義捐金として「あしなが育英会 東日本大地震津波遺児募金」に粉粉が代表してお振り込みをさせて

いただきました。

まだ余震が続く被災地、新潟でも地震警報がまだ収まってはいない

被災地の方々のこれからの日々をみんなで分かち合い、希望を持っていただけるように

多くの方々と心を寄せて復興の道のりを見守り続けていけるように

未来を担う子供たちがこの震災を乗り越えて元気な日本を背負って行ってくれように

心から祈ってこれからもキッチン工房 粉粉に出来ることをしっかりやっていこうと思います。

どうかこれからも皆様のお力をお貸しください。



  ★  今週の 粉粉ぱん ★ 

■ 紅茶ベーグル
■ 有機人参ぱん
■ 半斤型オニオン&ベーコンぱん
■ 有機ココアミニ食ぱん
■ チョコ&オレンジロール
■ あんぱん
■ 人参クリームチーズぱん
■ 全粒カンパーニュー
■ 田舎ぱん
■ フランスパン
■ 食パン
2011-04-26 14:24 in | Comments (4) #

2011年4月20日 (Wed)

震災復興チャリテーバザー 


桜が満開のこの季節、悲しい震災以来凹んでいた心が少しだけ軽くなった。

新潟市もあちらこちらで震災復興チャリテーバザーが行われて、キッチン工房 粉粉も

沢山のお声掛けをいただきましたが日程が合わなかったり、量産出来ないことも

あったりでお店として協力出来ない事がなんとも申し訳ないです。

しかし、お声掛けいただいた中に「なにか変」と感じられたお誘いもありました。

「復興チャリテーにお店としては出れなくてもぱんだけを届けてくれたらありがたいです。
そのことによってお店の宣伝にもなりますよ」

なかなか出店数がまとまらないのでそのようにお誘いしているのかも知れませんが

「お店の宣伝にもなる」というお誘いは丁寧にお断りさせていただきました。

目に見える事ばかりが支援ではないはず、いま求められていること

節電、長い支援活動、そして復興への祈り、どうか善意を宣伝と重ねないで欲しい。

先週のショップでは小さなお子さんが粉粉のあしなが育英会の募金箱に心を入れてくださいました

真っ直ぐな子供たちに恥じないように大人のわたしたちが先頭に立ちたい

そんな思いで今週も優しい粉粉ぱんを作りたいと思います。

     ★  今週の 粉粉ぱん ★ 
★ ベーコンベーグル
★ シナモンロール
★ メロンぱん
★ キャラメルクリームミニ食ぱん
★ ごまぱん
★ 自家製豆乳ヨーグルトぱん
★ レーズンアーモンドぱん
★ 田舎ぱん
★ 食パン
★ カンパーニュ
★ フランスパン
2011-04-20 16:40 in | Comments (2) #

2011年4月12日 (Tue)

募金活動 あしなが育英会 東日本大地震・津波遺児募金


悲しい地震被災から一カ月、まだ余震が続き新潟でも昨日は震度4とかなり揺れました。

避難所で援助を待っていられる方々、被災で多くの被災孤児が家族を失って悲しみとたたかって

いる子供たち、その報道に胸が痛みます。

わたしたちが元気でいなくては・・・そんな思いでひたすらぱんを焼いてます。

今回の悲しい災害に多くの方々から善意の義捐金が集められていますが学校に行きたくても

行けない子供たちを支援している「あしなが育英会」の活動はまだまだ多くの方に知られては

おりません。

キッチン工房 粉粉では2年前のOpenから毎月僅かながら売上の一部とイベントに参加させて

いただいた売上金、それに加えてお客様にあしなが育英会のご寄付をお願いして参りました。

被災して行く道を閉ざれようとしている子供たち、必ずこの子供たちがこの国難を乗り越えて

日本を復興へと導いてくれる、それを心から願ってエールを送り続けたいと思います。

郵便振替口座番号「00130-7-776732」  
加入者名「あしなが東日本大地震・津波遺児募金」
その他、お問い合わせは、あしなが育英会総務課 電話(03)3221-0888までご連絡ください。

キッチン工房 粉粉の入り口にも募金箱を設置させていただいておりますのでどうか皆さまのお心を

お寄せください。


  ★  今週の 粉粉ぱん ★ 

★ ココナッツミルクベーグル
★ 豆ロールぱん
★ オレンジとチョコチップぱん
★ 紅茶ぱん
★ 全粒くるみとカレンズぱん
★ チーズぱん
★ ズッキーニのピザ
★ 田舎ぱん
★ 食ぱん
★ カンパーニュ
★ フランスパン
2011-04-12 22:35 in | Comments (10) #

2011年4月6日 (Wed)

ぱんが紡いでくれたご縁


ぱん教室に来てくださっていた生徒さんがお引っ越しの挨拶に来て下さいました。

帰りしなにくださったお手紙です

***************************************
このたび夫の転勤で岡山県津山へ引っ越すことになりました。
せっかくこの土地に慣れてきたのに残念です。
冬に向かうグレーの空が続く日々にたまの晴れ間がとてもありがたく
お天道様のありがたさを教えてくれました。
そして なれない土地で暮らすと人との繋がりがとても大切に
思えてパン教室はこのつながりを感じられるものでした。
パンを育てる間 一晩添い寝をしながら「はぐくむ」ということの意味を
知ったように思われました。
そして自分が焼いたパンが愛しくとても美味しく感じられました。
このような機会を与えてくれた先生に感謝します。
先生のパンが食べられなくなるのは残念ですが
これからもパンを焼き続けたいと思います。
***************************************

この生徒さんのご実家は福島で原発の心配をしている地域とのこと

「引っ越しが終わったら両親のいる福島に帰ります。
わたしは看護師としていま自分を必要としている人たちのところで悔いのないように生きます」

真っ直ぐに顔をあげて彼女は微笑みました。 

短い間でしたがこのような潔い生き方をされている方と共にパン作りが出来たこと

ぱんが紡いでくれたご縁がどれだけ大きな意味があったのかを知りました。

彼女のように大きな人間にはなれなくとも被災地の子供たちにわたしたちが出来ることを見つけていきたい。

桜の便せんに綴られた温かい手紙をいただきました。

お陰さまでキッチン工房 粉粉は二周年、お客様がひっそりと祝ってくださいました。



  ★  今週の 粉粉ぱん ★ 

★ アーモンドベーグル
★ ベーコンミニ食ぱん
★ ゴマぱん
★ マスカルポーネロール
★ チーズぱん
★ ピーナッツぱん
★ いちじくとクリームチーズぱん
★ カンパーニュ
★ 田舎ぱん
★ 食パン
★ フランスパン
2011-04-06 11:15 in | Comments (2) #

2011年3月29日 (Tue)

ラジオ


目から入るテレビの情報がとても悲しくて震災情報はラジオ。

報道される地震被災地の方々の「ありがとう」の言葉を聞いて

なにも出来ない自分の無力さに落ち込んだり涙したり

懸命に頑張っている子供たちから元気を貰ったり

いまは目に見える支援はなにも出来なくても

いつか自分にも何か出来る日がくると思うことも復興支援の在り方

人は人の心という目には見えないもので繋がっている

復興への願い、春はすぐそこまで。

粉不足だったキッチン工房 粉粉に「頑張ってぱんを焼いてください」と

沢山の粉を届けてくれた知人たちに感謝です。


高校時代に買って貰った電池式のラジオ、何十年もの間故障もせずに現役です。

      ★  今週の 粉粉ぱん ★ 

★ ブルーベリーベーグル
★ 人参ミニ食ぱん
★ クリームチーズぱん
★ オニオンベーコンロール
★ バターロール
★ クルミぱん
★ バターブレッド
★ カンパーニュ
★ 田舎ぱん
★ 食パン
★ フランスパン
2011-03-29 22:12 in | Comments (2) #

2011年3月22日 (Tue)

春よこい


キッチン工房 粉粉に地震被災地の製粉会社から粉が届かない・・・・・

それを知って町田のぱんの師匠が岩手県産ナンブ小麦とメッセージを送ってくださいました。


・・・・「今回の震災で私に出来ることはぱんを沢山焼くことです。 粉粉さんも大変でしょうが
頑張ってください  何時でもいってください 粉は有ります」・・・・・・


先生も町田の地で多くの方々のためにぱんを焼いていられるのだと胸が熱くなった。

仕事の合間に先生のところに足掛け6年通わせていただき、添加物が全く入らない安全なぱん

岩手県産ナンブ小麦と水と自然塩と天然酵母だけで作る基本のぱん

教えていただいたぱん作りがどれほど意味のある事であったのか

いまこの非常事態にその大きさと重さを噛みしめました。

ぱん教室の生徒さんが救援物資仕分けのボランティアに行かれる際

せめてご苦労をされていられる皆さんにと粉粉ぱんをお供させていただきましたら

お礼にと「あまさけ」をいただいたり、他の所にお届けした際は真っ赤な「トマト」をいただいたり

粉粉さんが元気でないと困りますからこの「かりんとう」を食べて頑張ってぱんを焼いて

くださいとお客様からの差し入れに元気を送るつもりが反対に心をいただいた。

まだまだ寒い被災地でみなさんどれほどの忍耐をされていられるのだろう

ボライティァのみなさんも大変状況なのにわたしが工房でおたおたしていては申し訳がない

春よこい みんなの心に早くこい

そんな願いを込めて小さなオーブンで一生懸命ぱんを焼き続けます。



      ★  今週の 粉粉ぱん ★ 

★ はちみつレモンベーグル
★ シナモンロール
★ れーずんぱん
★ ひよこ豆の焼きカレーぱん
★ ごま&おれんじぱん
★ チーズミニ食ぱん 
★ メロンぱん 
★ 田舎ぱん
★ フランスパン
★ 食パン

2011-03-22 23:21 in | Comments (4) #

2011年3月21日 (Mon)

若い人たちから学ぶ


いま被災地で頑張っている若い人たち、「町の復興に自分たちに出来る事を

なんでもいいからしたい」そう語る高校生の顔に希望を見出して元気を貰う。

今日 災害緊急物資ボランティアの方と話す機会があり

「救援物資は指定の場所に品名、サイズを書いた紙を貼って持ち込んでください」

とお願いしているにも関わらず大きな袋になんでも詰め込んで置いていかれる方が多くて

その物資を仕分けするにも人出が足りなくて大変なんです。

好意は有難いのですが善意を履き違えていられるのは大人の方なんですよね」の話に

いまこの非常時に例え目に見える手伝いが出来なくても

長引く復興にいつか何か出来る事があるはずだと思うことも大切なのだと知る。

節約も寄付もとても大切、その上でみんなで元気に心を寄せあう事の大切さを学ぶ。

ボランティアのルール、それを守れない事はとても恥ずかしい事

ぱん教室にきてくださっている若いお嬢さん、救援物資の仕分け作業を仕事の合間に行かれているという

「大変ね」というと、「当たり前のことをしているだけですから」と笑顔をくれた。

お手本とならなければいけないわたしたち大人が凹んでいたら申し訳ない

キッチン工房 粉粉も節電の為、店内の照明を少なくし、喫茶コーナもお休みとなっておりますので

ご協力をお願い致します。



2011-03-21 01:12 in | Comments (4) #

2011年3月17日 (Thu)

いま 粉粉に出来ること


福島原発から避難され新潟市の体育館が避難所になっている事を知り


何か粉粉に出来ることはないかとの思いで駆けつけました。



入口にはおびえた顔をしたペット(主にわんちゃん)たち


そのそばで暖をとる方々

疲れたご様子に心が痛んだ。



受付で「学校町でぱん屋をやっているものですが

もしここにいらっしゃるお子さんたちの中に



バターや牛乳のアレルギーで


普通食が食べられない方がいらしたら連絡いただけますか」・・・・・



係の方は


「ここでは救援物資もそのような申し出も

受け付けてはおりませんので市役所の総務課に

電話してください」とのこと

ところが市役所の総務課にはなかなか電話が繋がらず

結局色んなところにたらいまわし



暖をとる石油もガソリンも不足、


いろんな情報もあちらこちらで交差、


それでも何か出来ないのか・・・


歯がゆい思い。



すれ違う子供たちに大丈夫と問うと 


「うん 大丈夫」 と明るい答えに救われた。



基本的に粉粉ぱんは岩手県のナンブ小麦と水と自然塩と天然酵母で作っています。

もし新潟市に避難されておられる中に


乳製品アレルギーで食べ物に困っていられるという

情報がありましたらお知らせください。



粉粉で使っているぱんの粉は


地震被災地、岩手県のナンブ小麦、地震後会社とやっと連絡がつき

会社も従業員も無事としり安堵。



しかしいま現在流通が滞り


いつ粉粉に次の粉が入ってくるの分からない状態。


いまある粉でどれだけのぱんが焼けるのか分かにらないけれど、


いま粉粉に出来ること



一生懸命ぱんを焼こうと思います。


ガンバロー 日本!! 


負けないで 被災地のみなさん!! 



そして・・・ガンバレ わ た し!!



2011-03-17 21:02 in | Comments (12) #

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