2023年1月21日 (Sat)
電気料金がね....
総務省統計局の家計調査によれば 2人暮らしの電気代平均額は1カ月あたり9,183円だそうです。
ちなみに関西電力さんによると、オール電化住宅の冬場の平均電気代は19,857円というデータらしい。
地域によっても高い安いはありますが、どーやったらそんなに安くなるんじゃい...って感じ。
わが家の1月電気料金は 70,117円でありんした。(笑)
寒冷地のオール電化なのでね、覚悟はしておりましたがッ。
わが家は東北電力 時間帯別B(9kVA)の契約で、22時~08時の夜間料金単価は@11.43と安いデス。
で、電力使用量は昼間721kWh/夜間1075kWh=合計1796kWhで 70,117円でした。
内訳を見ますと
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基本料金 1,980円
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昼間721kWhは使用量ごとに単価が変わるのですが
1- 80kWh @24.00 で計算して 1,920円
81-200kWh @32.75 で計算して 3,930円
201kWh- @37.85 で計算して 19,720円
___________
夜間1075kWhは@11.43 で計算して 12,287円
よって、規制料金は基本+昼+夜= 39,837円となります。←本来の電気使用料金
東北電力は電気給湯器や蓄熱暖房機などの夜間機器割引を廃止しているので、その恩恵はありません。
で、問題なのが燃料費調整と再エネ発電促進ってヤツ。
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燃料費調整 1月@13.41
せっせと単価の安い夜間時間帯に電気を使う努力をしても、単純に総使用量で計算するというゲスな発想
なので 1796kWh @13.41 で計算して 24,084円 ←これだけで世の中の平均以上だしっ!(汗)
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再エネ発電促進 1月@3.45
こいつも燃料費調整と同様に、単純に総使用量で計算するというゲスな発想
なので 1796kWh @3.45 で計算して 6,196円
つー事で、規制料金+燃料費調整+再エネ発電促進= 70,117円
で、政府は
2023年1月使用分(2月検針分)から2023年9月使用分(10月検針分)まで
「電気・ガス価格激変緩和対策」を盛り込こむ、と。
おそらく規制料金1kWhあたり7円安くなるのでは?
ちなみに燃料費調整 2月@6.81 らしいので
仮に2月も1月同様に1796kWh使用したとしてシミュレートすると
規制料金=39,837円-(1796kWh×7円)= 27,265円
燃料費調整=1796kWh×@6.81= 12,231円
再エネ発電促進=6,196円 ←変わらんとして
つー事で、規制料金+燃料費調整+再エネ発電促進= 45,692円 となりますニダ。
ところが
電力小売全面自由化による競争激化、福島原発の膨大な設備被害、ロシア侵攻による燃料価格高騰等々
東北電力は4月から規制料金を33%くらい値上げするとした。
仮に4月も1月同様に1796kWh使用したとしてシミュレートすると
規制料金=(39,837円×133%)-(1796kWh×7円)= 40,411円
燃料費調整=1796kWh×@6.81= 12,231円 ←変わらんとして
再エネ発電促進=6,196円 ←変わらんとして
つー事で、規制料金+燃料費調整+再エネ発電促進= 58,838円 となりますニダ。
(4月はそんなに電気使わんケド)
*** 1/24 訂正(正確な単価が判明したので) ***
基本で゙550円、昼間は1kWh約12円、夜間は2.6倍の値上がり判明しました
※実際計算すると、33%どころか70%の値上げになるのだがッ、、、
規制料金=(68,617円)-(1796kWh×7円)= 56,045円
燃料費調整=1796kWh×@6.81= 12,231円 ←変わらんとして
再エネ発電促進=6,196円 ←変わらんとして
つー事で、規制料金+燃料費調整+再エネ発電促進= 74,472円 となるようです。
あれ、もしかして燃料費調整を含んだ値上げだったりするのか?
まぁ、ナント申しましょうか節電あるのみですわ。
そもそも佐藤さん宅は電気使いすぎじゃね?って意見もあるでしょうが
そこら辺の考察は別記事にしよう... 長くなるのでッ
ただ姉貴夫婦もオール電化で10万近かったらしいので、特別びっくりしておりません。
あと世の中、原発再稼働の意見もありますが、オイラは40年前から原発反対運動してる身なのでね...
意見は自由なので賛成意見があっていいと思いますし、どんな意見も尊重されるべきです。
オイラは再稼働反対だね。
どういう状況だ?
雪国の方は急に暖房費を節約するにしても限度がありますからオール電化は電気代の高騰は困りものですね.
これまでエネルギー価格を抑えてきたからこそ高齢化社会に安全性を担保できたわけですが X-(
発電量を調整出来ない原発の余剰電力を夜間に安く提供していた商売も崩壊したので夜間電力の値上がりは痛手です.
MiYaZaWaさん、どもデス。
余剰電力を夜間に安く提供していた商売... つーか
電力関連会社が給湯や蓄暖など夜間電力で動作する機器をバンバン売ってたのが商売ですね、、(笑)
電気料金が高騰すると、今度はエコ家電をせっせと売ってますからッ
ダブルスタンダードはねぇ....
あと、考えればわかる事ですが
原発再稼働したからって、電気料金は元に戻るわけではないと思うぞよ。
電気料金の値上げには困ったものですね...
えっと、佐藤さんの記事で気になった点がありまして、
>2023年1月使用分(2月検針分)から2023年9月使用分(10月検針分)まで
>「電気・ガス価格激変緩和対策」を盛り込こむ、と。
>おそらく規制料金1kWhあたり7円安くなるのでは?
>ちなみに燃料費調整 2月@6.81 らしいので
↑ココ、たぶん間違ってます(^O^)笑 (別に笑うところではないのですが)
燃料費調整額が2月から@13.41→ @6.81になるって事は
政府の言う規制料金1kWhあたり7円安く...を電力会社はここで引いてると思いますよ。
なので、
>*** 1/24 訂正(正確な単価が判明したので) ***
>
>規制料金=(68,617円)-(1796kWh×7円)= 56,045円
>
>燃料費調整=1796kWh×@6.81= 12,231円 ←変わらんとして
>再エネ発電促進=6,196円 ←変わらんとして
>つー事で、規制料金+燃料費調整+再エネ発電促進= 74,472円 となるようです。
これは
規制料金=68,617円
燃料費調整=1796kWh×@6.81= 12,231円 ←変わらんとして
再エネ発電促進=6,196円 ←変わらんとして
つー事で、規制料金+燃料費調整+再エネ発電促進= 87,044円 となるようです、 が正しいかと。
今後も燃料費調整額は上がっていくのでしょうね。
東北電力は昨年の10月に「スマートタイム」という新料金プランをこっそり出してるので
そちらを検討するのもアリかもしれません。
基本料金は高くなりますが料金単価は安いですし、休日も安くなるっぽいですよ。
kyo2112さん、コメントどうもデス。
ゲゲッ、、2月から燃料費調整が@13.41→ @6.81と @6.60値下がりするのは
ここに政府の助成を入れたというカラクリでしたか....
電力会社から料金値上げのお願いチラシとか読んでも意味不明な都合のいい事しか
書いてませんし、アイツら信用ならんつーか姑息な輩つーか、汚ったねェェェェーでそす。
東北電力の「スマートタイム」は知ってましたが、発表当時は基本料も高いしどーなの?って感じでしたが
現行プランが4月から値上げするので、それと比較すればお得なんですね。
ふむふむ、検討してみるでそす。
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