2025年7月5日 (Sat)

 私的葬儀事情

 
オイラの住んでる街のスーパーやホームセンターなどは、店舗スタッフが商品バーを読み取り
客が支払機で精算するセミセルフレジですが (支払機もない対面会計の方がまだ多いけどね)
最近やっと、大きなスーパーやホームセンターで、すべてを客が行うフルセルフレジが導入され
はじめたでありんす。
が、
ホームセンターなどは、花木や園芸土とか資材や工具など大きな商品がある場合には
台車を使う事もあり、フルセルフってなんか面倒。
特に農家のジジババも多いので、フルセルフのお店は客がドーンと減ってしまうでありんす...
しかも、通常レジを一気に減らして、ほとんどフルセルフにしてしまった日には
お客だって「うんこ漏らしそうになりトイレ駆け込んだら和式だった...」くらいの衝撃なのだ。
 
少し離れた場所にある小規模ホームセンターはこれまで閑古鳥鳴いてましたが、対面会計が幸いして
アンチセルフの客が増え、今では閑古鳥もラマーズ法でヒーヒーフー状態 (笑)
やっぱ、ジジババが多いど田舎でフルセルフなんか導入したらアカン事になる、の典型です事よ。
一方で、
矍鑠たる老人が、スマホでサッとクーポン読ませて、サクッとスマホ決済して出て行く姿をみると
スゲ~~と思ってしまうガラケーのオイラでありました。
通販はカード支払いですけど、日常は現金決済 (財布もなくズボンのポッケに現金じゃらじゃら..)
オイラは、このまま令和で生きていけるのでしょうか (笑)
ETCカードも持ってないぜッ、、 つか、高速使う用事もないのだケドね。
 
しかし、オイラも30~40年前は IT最先端で仕事していた自負はありましたが
現役の頃は、在宅ワークもWeb会議も無かったから Teams/Zoom なんぞ使った経験もない。
現在はスマホ社会と絶縁しているので、完全に取り残されてる感ヒシヒシでありんす。
嫁さんに「カメラに写された顔に動物やキャラクターを輪郭や顔に・・・・」って得意げに話をしたら
「それって、10年くらい前のSNOWの話じゃねーか?」 とバカにされる始末。
ま、
パソコンでバリバリ office2003 使ってるくらいですからね。(笑)
今は LINE も使ってねーのでありんす。(タブレットがios12〆だし)
そもそも、
ショートメール(SNS)でさえ、こちらの返信に更に返信を送ってこられるとイラッとする性格だがッ。
 
あ、それで
オイラはセルフレジは基本的に使わない派でありんす。(品数が少なければセルフもあり)
その理由は3つ
・冷凍食品や鮮魚など、スーパー備付のポリ袋に入れるのが面倒くさい... 袋の口も開かねーーしッ。
・マイバスケット愛用ですが、会計途中でカゴの中身を出して入れ直したりすると重さが変わるせいか
 係りの人が寄ってくる... ちゃんとバーコード読ませてますし万引きもしてねーーーしッ。
・バーコードを箱の底や横など探したり、包装袋に印刷されてクシャクシャのバーを広げて読ませたり
 バーのない野菜はボタン選択...だが、ほうれん草も小松菜もモロヘイヤも違いがよくわからんしッ。
 
それよりも・・・だ
パッケージデザインの都合はあるだろうが、まず、バーコード位置を右上とか統一しろや!なのだわ。
バーコードを探すためのロス時間って、世界中で計算したらどれくらいの社会的損失レベルだよ。
しかも、
みなさんバーコード探すのに商品をくるくる回してる姿は、動物園のオランウータンにしか見えねーわ。
ちなみに、オイラはガソリン給油もセルフ使ったことがないですの。(プチ自慢)
 
 
 
ま、そんな話はどーでもよござんす。
 
私的葬儀事情の話でありんすが、
今回は "山なし、オチなし、意味ナシ、あるのはパッションだけ" なので読む価値ございませぬ。
つか、
オイラのブログテキストは、ほぼトイレの中で排泄と同時進行でタブレット入力されてるでありんす。
しかも「下を脱がないと出が悪い」って事で、そんな姿で入力された内容を読まされてるわけで(笑)
 
わが日本国では葬儀について法律上の決まりは3つ。
「死後24時間以内に火葬してはダメ」「死亡届は必ず出す」「遺体を損壊・遺棄してはいけない」
それ以外に葬儀の形式に法的な決まりはありません。
なので葬儀を仏式,神式,キリスト教式など好みで選んでも問題ありません、が
家代々の菩提寺に墓がある場合などは、異なる宗教・宗派で葬儀を行うと納骨拒否される事もあるので
そこだけ注意するでありんす。
で、
菩提寺(墓)がない、葬儀会社も特に決めてない場合、両親・配偶者・子が突然の不幸であたふたせぬよう
みなさん元気なうちに話し合って、決めておくでありんす。
なんせ病院で突然亡くなれば、すぐに葬儀社に連絡してご遺体搬送の手配をしなければなりませんし
搬送先も葬儀社の安置施設(空いてれば)か、自宅へ搬送かも事前に決めておく必要がありんす。
ちなみに自宅へ搬送の場合、敷布団は自前で用意しておかないとデス。
 
オイラの両親は葬儀社の会員積立(互助会)していたので、葬儀社は決まっていたが
お寺に関しては何の決め事もなく...
家から歩いて5分のところにお寺があるので、近ければいろいろ都合がいいのでここに相談。
オイラは特定の宗教・宗派を信仰してるわけでもないので、ぶっちゃけ何でもいいのだ(笑)。
つ-事で、この寺はたまたま浄土真宗大谷派のお寺だったわけでありんすが
運が悪ければブードゥー教とかバラモン教の信者になっていたかもしれん... それはない。
 
浄土真宗は日本で一番多い宗派でありますが、新潟(越後)は親鸞聖人とゆかりがある地域なので
浄土真宗は特に多いでありんす。
オイラの街には寺院が30以上ありますが、ネットでサクッと調べてみたら
曹洞宗×22、浄土真宗×7、浄土宗×1、日蓮宗×1、真言宗×1 という感じ。
寺院の数・だ・け・で言えば曹洞宗が多い... 全国的にそうなのでしょう。
 
釈迦如来と言えば、実在したインド人のゴータマさんでしたっけ。
浄土真宗の阿弥陀如来は、アミターバ?・・・・ サンタクロースのようなよくわからん存在。
ま、宗教の唯一の強みはエビデンスが不要である事ですがね。
 
そんな事はおいといて
みなさん一番悩む事と言えば、 "御布施っていくら用意すればいいの?" って。
ネットで調べても意味ねぇ~ですし、親戚・町内の人に聞いても宗派や寺によって違います。
坊主としては、たくさん包んでくれた方が嬉しいですしね。
結論から申しますと、住職に<ハッキリ聞く事>・・・の一択でありんす。
中途半端な聞き方だと曖昧にしか答えてくれないので、オイラはストレートにお聞きしたでありんす。
『不祝儀袋の種類と金額は? ぜひ明瞭会計でお願いします!』と。(笑)
で、
下記のとおり金額が確定いたしました。 (※あくまでオイラのお寺の話ね)
御布施(導師) 15渋沢/御仏前 5渋沢/棺覆料 3渋沢/御斎料 1渋沢で、合計 24渋沢←諭吉の方がいい
また、伴僧がいる場合は、別に御布施(役僧) 8渋沢+御斎料 1渋沢 ※御斎料→新潟では "御膳料" は使わん
 
金額が不明のままモンモンと過ごすより、
「虎穴に入らずんば、虎子を、、」のとおり敵地に乗り込んで問題解決するのがよござんす。
ちなみに、
「おケツに入らずんば、腰をふる」は、座薬をケツ穴に挿入する時のことわざだ... ふふッ、つまんね。
 

新潟では、御布施を包む不祝儀袋は黄×白の水引、または奉書紙で包む(水引なし)を使います。
葬儀社に頼めば不祝儀袋(金額、名前入れ)を用意してくれるので、面倒が嫌いなオイラは
七七日(四十九日)や一周忌法要の不祝儀袋まで、頼んで用意していただきましたッ、サービス♪サービス♪
ドタバタ慌しい中でも、冷静沈着・用意周到なオイラ(喪主)なのでありんす。
どーでもいい補足で
通夜や葬儀などで遺族側へ香典を包む際は、一般的な黒×白の不祝儀袋です。
ただ、浄土真宗には "霊" の概念がないので、実は「御霊前」はNGなのでありんす。
とは言え、遺族側の宗派について参列者が事前に知っているはずもないのですがね。
四十九日前なら「御霊前」だよね~、という知ったかぶりせず(宗派により使えないので)
素直に「御香典」と、四十九日(忌明け)~は「御佛前」を使うがよろしでありんす。
 
ついでに、浄土真宗の豆しば知識(どーでもいい)
他の仏教宗派は、亡くなると納棺の儀にて四十九日かけて極楽浄土へ旅立つために、死装束を着付け
額に天冠(幽霊の三角巾)を巻き、頭陀袋(三途の川を渡るお金)を持たせ、道中を安心して歩けるよう
足袋を履かせます。  ※四十九日までの期間は故人の魂は家に残っているという考え。
で、四十九日法要で故人が無事に極楽浄土へ行けますよーに、と皆で祈るのである。
が、
当の故人は四十九日目に、生前の行いをもとに薬師如来が今後の行き先について審判を下し
六道(天・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄)と呼ばれる世界のいずれかに行き→ これを六道輪廻というぜッ
そこで徳を積むことでいつしか極楽浄土に行けるらしい。(極楽浄土への道のりは遠いでありんす)
六道については救済措置とかも色々あるらしいが、バカバカしいので省略する。
一方、
浄土真宗の場合は、ものしご~くシンプルで
亡くなると、すぐに阿弥陀如来が直々に故人をお迎えに来てくれ
[極楽行き]の超快速列車に乗って、極楽浄土へ直行するのでありんす(笑)
即日で極楽浄土に着いたら「今からあなたは仏様よ~」てな感じで
まさに、温泉に浸かって「極楽、極楽~♪」リラックス気分のアレである。
なので、
納棺の儀では、幽霊の三角巾も三途の川を渡るお金も不要、足袋も履かない。
という事で、浄土真宗は "霊" の概念もなければ "魂" も存在せず
仏壇の前で「お父さん、今日は○○だね」って語りかけても、そこは無なのである事よ。
 


亡くなってから通夜まで、線香の火を絶やさずに、ひと晩中故人に付き添う「夜とぎ」について
近年は防災上やらなくなりました... 付き添いは喪家も疲れるので、早く寝ろなのですわ。
わが家では、100均で売ってそうな電池式のロウソクと、線香臭がするアロマが活躍したぜ。
 


新潟では、火葬された骨は八角柱のお骨箱に直接入れるのでありんす。(骨壷は使わない)
もし霊園の都合で、骨壷を使用する必要があれば事前に葬儀社に伝えておかないとです。
骨壷がないので、壷に入らない骨を無理やり潰して詰めるような作業はないです(笑)
逆に骨壷がないので納骨では、お骨箱の中の骨をザザッとチリトリでお墓に直接入れる事になりんす。
" 土に還る " って事ですが、墓に複数人の骨があれば混ざるので故人の骨はもう取り出せません。
 
あと、
現在は火葬場の職員や霊柩車・バスの運転手などに "お気持ち" として渡す「心付け」は不要です。
つか、会社の規定でお金の受け取りを禁止している場合が多いです。
特に公営の斎場(火葬場)は厳しく、こっそり貰ってポケットに入れると解雇される事もあるようで。
建築業界だって、基本的には現場の大工や棟梁への「心付け」や「差し入れ」は不要です。
良かれと思った行為でも、相手が罰せられては困りますので注意するのでありんす。
 
 
ブログを読んでる方も、飽きてウンザリしてる頃だと思うので
お墓のお話だ。(何でやねん)・・・  もう、読み飛ばしていいです。
 
結論から言えば
オイラの両親の骨は、合葬墓に埋葬したでありんす。
お墓の後継ぎとなる家族がなくなれば、[墓じまい] する方が大変ですし
どーせ、オイラの骨はエーゲ海に散骨される(予定)ですしッ... 墓はいらん。
今は " 自分のお墓を持たない " という選択をする方が多く、合葬墓は大人気なのだとか。
住職も「何組の遺骨が納められてるかわかりません」と申しておりました。
見ず知らずの遺骨と一緒に埋葬される合葬墓ですが、先に述べたとおり浄土真宗では "魂" は存在せず
遺骨はただの抜け殻でしかありませんので気にしません事よ。
とは言え、
2021年に父が亡くなった時は、とりあえず寺の納骨堂に納めました。
納骨堂は、13年(十三回忌まで)お骨箱を安置できるロッカーみたいな場所でありんす。
13年分一括払い 30渋沢で、お墓を建てる等の理由で途中解約しても残金の返金はない。
ちなみに合葬墓は 15渋沢なのだが、納骨堂から合葬墓への変更は無料である。
2024年に母が亡くなり納骨堂を解約して、父と母の納骨式を行い共に合葬墓に埋葬した、と。
ま、
父と母の "のど仏" を奉書紙で1つに包み埋葬した事は、オイラのせめてもの気持ちでありんす。
 
 
つー事で、読む価値のない内容も終わりにします。
が、
"ところで、葬儀代っていくらかかったの?" って。(笑)
 
父の葬儀はコロナ禍でもあり、親類縁者15名のみで行うことにして
町内の方々にはご遠慮の案内出しました。
友人関係で葬儀に来られる方がいるかもしれない... と思ってましたが
誰も来ませんでした、、、 薄情なッ!というよりみんな90歳くらいでヨボヨボだしね。
小規模な葬儀とはいえ、最低限の見栄えを考えたり香典のお返し(半分)もキチンとし
通夜後の振る舞いや葬儀後の会食(お斎)は省略したが、持ち帰り料理を用意したりで
結局、100渋沢くらいの見積もりになってしまいました。
出席者が少ないと、集まる香典も少ないので(笑) 大赤字になりますね。
が、
前述のとおり、オイラの両親は葬儀社の会員積立(互助会)していたのでッ
結局、父の葬儀代としては 15渋沢の支払いだけで済んだのでありんす。
ちなみに
母の葬儀もまったく同様に、親類縁者15名のみで行いましたが
会員積立(互助会)を父の葬儀でガッツリ使い込んだので 55渋沢でしたけど。
 
いずれにしても、会員積立(互助会)していないと大損するのは確かなようで
オイラも嫁さんも、さっそく1口3,000×10年(36万コース)に入会したでありんす。
葬儀社によりサービスは様々だと思いますが、死んだら葬儀は必ずやる?ので(たぶん)
いろいろ調べて葬儀社を決めて会員になるのがよろしくてよ。
 
参考までに
オイラの葬儀社では、基本36万コース(1口)で一般より上のグレードの祭壇が選べたり
会員割引も多くて、実質36万で50万くらいの値引きになるようです。
他にも口数(家族OK)があれば、それらは現金化して葬儀代に充てることもできるし。
なので、
オイラも10年後まだ生きてたら、また1口追加で会員積立するつもりでありんす。
 
 
阿耨多羅三藐三菩提(アノクタラサンミャクサンボダイ) by レインボーマン
 

2025-07-05 13:05 in 美貌録 | Comments (0) #