2022 10月 02日

 「減圧弁」を交換する

 
わが家の浴室のシャワーの水量が安定しません。
ジャ~!! と勢いがいい時もあれば、ショボショボになったり..
特に冷水から温水に上げてくと、もうチョロチョロ小便小僧なのだわ。
カランとシャワーの切替えレバーをガチャガチャすると調子が戻ったりします。
 
シャワーヘッドのボタンで一時止水ができるタイプには「減圧弁」つー水圧を下げるパーツが必ず付いてて
この減圧弁によって水圧がおおよそ0.2MPa以下まで減圧されます。
逆に言えば、0.2MPa以下でない(減圧弁がない)とシャワーヘッドの止水ボタンは水圧でぶっ壊れるのでありんす。
 

シャワーヘッドが壊れるくらいならまだしも、ボタンで水を急に止めることで配管内を流れる水の勢いが
急変するので、配管内の水が行き場を失って水撃作用を生じさせてしまいます。
水撃で配管を傷めたり、最悪給湯器がぶっ壊れることもありんす。
ウォーターハンマーとも言いますが、"ガクン"っていうあの音ですわ。
「減圧弁」はそれを防ぐ役目もあるので大事なのでありんす。
 
そんな大事な「減圧弁」ですが、経年劣化で故障します。(笑)
 


(KVKはパッキン別売り) ¥5,825 高っけー
※ちなみにKVKでは「減圧弁」ではなく「減圧装置」が正式
 
「減圧弁」って複雑な構造なので(分解してないケド)ゴミや汚れでも動作が不安定になります。
水量が安定しない、新築の時より水の出が悪い、と感じたら早めの交換をおすすめしますニダ。
当たり前ですが、新品に交換したからといっても水の勢いが強くなるわけじゃねーですぜ。
0.2MPa以下までの減圧には違いありませんから。
 
もし、水の勢いを強くしたい!! 強烈なジェットでケツの穴を洗いたい!! というそこの、あ・な・た。 
 
止水ボタンの無いシャワーヘッドに交換し、「減圧弁」を取り外す の一択しかありません。
どれくらい水圧が上がるかは給湯器の性能や配管にもよりますが。
 
0.2MPa以下の減圧量を簡易的に調べるなら、カラン側で洗面器が満水になる時間を調べ
その時間で「減圧弁」を通ったシャワーの水でどれたけ洗面器に水が溜まるか比べたらよろし。
※節水タイプのヘッドとか水量調整するモノもあるので、シャワーヘッドは外しホース状態にて。
わが家ではカランに比べて、シャワーは2/3水量って感じでした。
 
 
てなわけで、
わが家の浴室のシャワーも「減圧弁」交換で調子よくなりましたでありんすッ。
ベベん、ベン、ベン♪
 

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