2022年9月16日 (Fri)

 トースト現象

 
掃き出し窓の上部にある化粧モールの取り付けビスが飛び出ております。
 

修復する前のバルコニーでも、モールのビスがよく飛び出しておりました。
別に大工が適当にビスを打ったとか、完全に締めていなかった、とか言う話ではありません。
地震などによる振動で緩んだという事でもないでしょう。
 
窯業サイディングではよくある話として、「トースト現象」があります。
昼間直射日光にさらされるサイディングは、熱を帯び温度の上昇とともに膨張します。
日が沈み夜になると熱せられたサイディングが冷えてくると今度は元の大きさに戻っていきます。
こうした現象によりサイディングを固定している金物や釘が緩んでいきサイディングの浮き上がり
の原因となったりします。
化粧モールも同様に熱膨張によって、ビスの緩みが生じますですの。
 
 
と、
なんか最近メールでの問合せが多くなってます。
オイラは家を建てて18年ですし、最近の一条はよう知りませんがな。
2×6について聞かれても答えようがないのでありんす。
立場が違うので、ボロクソ答える分にはどーとでも言えますがッ(笑)
 
ま、あくまでオイラの思うところで答えます。
 
コーディネーターがいないのですが...(省略)
オイラの時はコーディネート担当のお姉さまがおりました。
名刺には設計課 福祉住設備コーディネーターとあります。
 
瓦、外壁、クロス、照明、コンセント位置等はこの方との打ち合わせでしたな。
笑わなければ綺麗な人だった、、、くらいの印象しかありません。
結局はセンスの問題で、コーディネーターの資格があるかどうかは重要ではないと思っちょります。
今は設計課の人が担当するのでしょうか? 
オイラはクロスもカーテンも一条の標準的なモノでこだわりがなかったですが
今はクロスもカーテンも自由に選択できるらしい?ので、ネットで見つけるなり
コーディネーターを委託するなり、むしろ楽しいと思いますが。
 
住宅ローンについて...(省略)
質問内容がマニアックでオイラより年収がありそうだし、どーでもいいけど
ただ、今のご時世ですからいくら安定している職に就いてたとしても先はわかりませんので
ボーナス払いはやめておきなさい。
月々10万返済、余裕があったら繰り上げ返済、がシンプルだと思います。
 
佐藤さん宅はだいぶ前に建てられたですが快適ですか
するどい質問ですねー、今のグランセゾンとか知りませんが
でも大きな勘違いがあると思います。
一条工務店「家は性能。」・・・ これに騙されてませんか?
性能って、住みやすい・使いやすい・快適・・って事じゃねぇーですの。
今年の夏は特に暑かったので、外出から帰ると家の中が蒸し風呂状態。
一斉に窓を全開して網戸にすると、な~んと気持ちのいいことか.. ってな話。 
そもそも快適性や利便性を100%保証してるハウスメーカーなんか存在しねぇーですの。
 
一条のフランチャイズ店と打ち合わせしています...(省略)
海外の子会社で材料を造ってるらしいですが...(省略)

オイラの理解するところでは、そもそもどちらも間違い。(たぶん)
海外の子会社ってHRDの事だと思いますが、むしろHRDが親会社みたいなもんでしょ。
フランチャイズは一条工務店○○とかタ○ノ一条とかだと思いますが
 
まず、
HRDの子会社は4つ(ネットでググりましたケド 笑)
・SCAD-木製ドア、窓枠、階段・手すり、キャビネット・戸棚などの製造ほか
・Wu-Kong-木材製品の製造、ガラス製品製造、スチール製品製造ほか
・HTI-EPS・ポリウレタン断熱材、バルコニー、床パネル、タイル、ユニットバスほか
・日本産業-一条工務店への技術提携、品質管理
 
それで
一条工務店(本社を含めて)はすべてHRDとフランチャイズ契約している会社になります事よ。
 
 
 
あ、そうそう
ネットでググってる時に偶然見つけたのだが
わが家で修復したバルコニーを製造している HTI (S) Pte., Ltd. の映像があって
シンガポールの番組らしく何しゃべってるか不明なのですが
タイルを貼ってる様子も見れます。
 

 
なんつーか、
高校の時に広い体育館で、文化祭の催し物の準備させられてる時を思い出したわ。(笑)
 
 
そもそもシンガポールって赤道直下だよなッ
雪みたことねぇーだろッ
雪国じゃタイルが凍って剥がれるんじゃ!

2022-09-16 16:34 in 一条工務店の話 | Comments (0) #